香川照之と気鋭の監督集団「5月」が再タッグを組んだ『災 劇場版』。このたび本作の本予告映像が公開された。
本作は、斬新な映像表現が国内外で注目を集める監督集団「5月」の関友太郎と平瀬謙太朗が監督、脚本、編集を務める。長編デビュー作『宮松と山下』に続き、スペイン語圏最大の歴史ある本年度のサン・セバスティアン国際映画祭で2作連続かつコンペティション部門での正式招待という快挙を成し遂げた。前作からの再タッグとなる香川照之が主演を務め、中村アンをはじめとする主役級のキャストが脇を固める。WOWOWの「連続ドラマW災」を再構築し、全く新しい「恐怖」を描く映画として、観る者の信じる恐怖を覆す異色のサイコ・サスペンス。


本予告映像の冒頭では「私たちの日常は、なんの前触れもなく悲劇に襲われることがある。人々はそれを「災い」と呼んだ。」という意味深なテロップと共に「男」の後ろ姿が映し出される。そして女子高生や、運送業者、ショッピングモールの清掃員、市民プールに通う主婦、理容師、旅館の支配人など、あらゆる場所でささやかな日常を送る人々が映し出される。一方刑事たちの表情や言葉は複雑で、若手刑事は絶句した表情を浮かべ、「人は理由もなく死なない」と言い切る堂本(中村アン)に対し、「だから自殺だって言ってんだろ」と飽きれる飯田。間に映るのは、車の下敷きになった足や橋から身を投げ出した人、エスカレーターで倒れている足元。堂本たちが捜査している事件は、事故か自殺か、はたまた別の何かなのだろうか?


そして、ティザーでは少しだけ映されていた「男」の姿が、本予告映像ではさらに露わになっている。男が生徒に「優しい?」と聞き返したかと思えば、歯が黒い漁師の姿、プールで泳ぐ姿、白髪混じった長髪の姿、黒髪の清掃員の姿、思い切り歯を出して笑顔で煙草を吸う姿など得体のしれない様々な姿に、「男」の底知れなさと恐ろしさが倍増している。そして不穏な叫び声と共に、男と、彼を追っているはずの堂本が気づかないまま二人きりでエレベーターに乗り、観る者に緊張感を残して映像が終わる。

『災 劇場版』は、2026年2月20日(金)より全国公開。

家族や進路に悩む女子高生、ある過去を抱えた運送業の男、冴えないショッピングモールの清掃員と理容師、負債を抱えた旅館の支配人、平凡な主婦。ある日、彼らのささやかな日常が、なんの前触れもなく不可解な〝災い〟に襲われる。警察にはすべて自殺や事故として処理されるが、何かがおかしい。刑事の堂本だけが妙な気配を感じ取り、災いの真相に迫っていく。その災いの周辺には、いつもある「男」が紛れ込んでいた‥‥。
監督・脚本・編集:関友太郎、平瀬謙太朗
出演:香川照之、中村アン、竹原ピストル、宮近海斗、中島セナ、松田龍平、内田慈、藤原季節、じろう(シソンヌ)、坂井真紀、安達祐実、井之脇海
配給:ビターズ・エンド
©WOWOW
2026年2月20日(金) 新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
公式サイト SAIdisaster