Jul 04, 2022 news

「恋愛はしたくないけどセックスはしたい」アラサー男女がアプリで始めた曖昧な関係 共感できて笑えるリアル・ラブコメディ、映画『恋愛の抜けたロマンス』メイキング映像公開

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現実とロマンの間で揺れる恋愛放棄カップルを描き、本国韓国で大ヒットを記録したラブコメディ、映画『恋愛の抜けたロマンス』が日本公開に先駆けて、メイキング映像が公開となった。

恋愛はしたくないけど寂しいのはもっと嫌いな女性ジャヨンと、仕事も恋愛も思い通りにいかない男性ウリが、マッチングアプリを通じて出会い、名前・目的・本音をすべて隠して始まった彼らだけの特別なロマンスを描いた本作。

恋愛嫌いなヒロインのジャヨンを演じるのは、村上春樹の短編小説を巨匠イ・チャンドンが8年ぶりの新作として映画化し大きな注目を集めた『バーニング 劇場版』(18)でヒロインを射止め、『ザ・コール』(20)の狂気の名演により第57回百想芸術大賞、第30回釜日映画賞の最優秀主演女優賞に輝いた演技派女優チョン・ジョンソ。

本作でラブコメに挑戦したチョン・ジョンソは「恋愛作品は自分とは関係のない話だと思っていた」と語るが、そのナチュラルな演技が高い評価を受けた。

一方、仕事も恋愛もカモにされがちな男性ウリを演じるのは最新ドラマ「私の解放日誌」や「恋愛体質〜30歳になれば大丈夫」、さらには韓国で観客動員数1,000万人を突破した大ヒット公開中の『犯罪都市2』でマ・ドンソクと大立ち回りを演じる悪役など、これまで個性的な演技を見せてきた注目の俳優ソン・ソック。

「恋愛作品はお互いに話し合いながら演じることが多く面白い」と言う彼の魅力が本作で遺憾なく発揮されている。

主演の2人がそれぞれ大胆なイメージチェンジを図った役どころにも注目が集まった本作。

恋愛抜きで始まったロマンスという斬新なテーマと欲望に対するウィット溢れるセリフ、個性豊かな俳優たちのシナジーが温かな笑いとリアルな共感を呼び起こし、第58回百想芸術大賞にて4部門にノミネートされ、脚本賞受賞に輝いた。

今回公開されたメイキング映像は、チャン・ガヨン監督と、チョン・ジョンソ、ソン・ソックが、忌憚ないストレートな表現で誰もが共感できるストーリーの見どころをメイキング映像を交え、ポイント立てて紹介する内容だ。

ソン・ソックがチョン・ジョンソを「演技の天才」と称賛し、一方のチョン・ジョンソもソン・ソックを「ウリ役にぴったり」とリスペクトし合うなど2人の相性が良かったことも伝わる。

また、ジャヨンの家に、さまざまな色合いやかわいらしいインテリアで飾ることで20代の感性を込め、2人の関係が近づく重要な空間である居酒屋や冷麺店なども実際にありそうなセットを組んだり、20〜30代の日常的なルックスを盛り込むため、俳優の私服を活用したりと、リアリティーにこだわって、より生き生きとしたキャラクターを作り上げたことが明かされた。

細やかな努力をもとに制作された本作は、一度見るとハマるリアルな魅力で観客たちを魅了する。

映画『恋愛の抜けたロマンス』は7月8日(金) よりシネマート新宿ほかで公開。

作品情報
映画『恋愛の抜けたロマンス』

仕事も恋愛も思い通りに進まない29歳ジャヨン。元カレとの別れから恋愛引退を決意したが、耐えがたい寂しさに勝てず、最後の望みデートアプリで相手を検索する。一方、仕事も恋愛もカモにされる33歳ウリ。恋愛の痛みも引かないうちに編集長から19禁コラムを引き受けることになり、半強制的にデートアプリに加入することになる。名前、目的、本音すべてを隠して会ったジャヨンとウリ。1ミリも期待していなかったが、1日目から2人は互いにひかれ、恋愛のようなそうでないような微妙な関係が始まっていく。

監督:チョン・ガヨン

出演:チョン・ジョンソ、ソン・ソック、コン・ミンジョン、キム・スルギ、ペ・ユラム、キム・ジェファ

配給:クロックワークス

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2022年7月8日(金) 全国公開

公式サイト klockworx-asia.com/romance