Aug 08, 2025 news

全編を日本で撮影 ブレンダン・フレイザー主演映画『レンタル・ファミリー』ティーザー予告公開

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『ザ・ホエール』で第95回アカデミー賞主演男優賞受賞に輝いた、ブレンダン・フレイザー主演の映画『レンタル・ファミリー』。この度、本作のティザー予告映像が公開された。

監督を務めるのは、長編デビュー作『37セカンズ』でベルリン国際映画祭ほか世界中の映画祭で注目を集め、「Beef/ビーフ」、「TOKYO VICE」などの話題作を手掛けてきたアメリカをベースに活躍する日本人監督のHIKARI。

ブレンダン・フレイザーは、オスカーを手にした後の初の出演作品として選んだ本作で、東京で暮らす落ちぶれた俳優・フィリップという役どころに挑戦。かつて、歯磨き粉のCMで一世を風靡し一躍人気者となるも、世間からはすっかり忘れ去られつつあるアメリカ人中年男性を演じる。

俳優としての仕事を細々と続けながら、東京で暮らす内にすっかり街に馴染み、狭い電車の座席に大きな体を滑り込ませ、暗いマンションの1室で一人晩酌をする。そんな日々を送り続けていたフィリップは、ある日、ひょんなことから“レンタル・ファミリー”会社を経営する多田から仕事を依頼される。

レンタル・ファミリーとは、報酬を得て、その人にとって大切な「家族」のような役割を“演じる”仕事。人の人生に深く関わるこの仕事に最初は困惑し、戸惑いを見せていたフィリップだったが、彼らと関わる中で、フィリップ自身にも少しずつ、心にある変化が訪れていくのだが‥‥。

この度公開された映像内では、すべて日本で行われたという撮影ロケ地も随所に映し出される。ネオンが光り輝く新宿の街並み、上空から捉えた渋谷のスクランブル交差点、小田急線、JR沿線といった「東京」の生活感溢れる町並み。フィリップと柄本明演じる喜久雄が並んで歩く印象的なシーンが撮影された天草や島原の美しい風景、さらには、日本独特の結婚式、葬儀といったセレモニーから、チームラボ、神楽坂の化け猫フェスティバルといった日本の祝祭感溢れるシーンも登場する。

撮影は2024年の3月〜5月にかけて、約2ヶ月にわたって日本各地で行われ、撮影期間中はフレイザーもずっと日本に滞在していたという。

本作の撮影を手掛けたのは『さくらん』『るろうに剣心』シリーズといった日本映画のみならず、数多くのハリウッド作品も手がける石坂拓郎、プロダクションデザインは『みんな〜やってるか!』から『アウトレイジ 最終章』まで13本の北野武監督作品を支えた日本が誇る名匠 磯田典宏と「Tokyo Vice」の高山雅子。

HIKARI監督の前作『37セカンズ』にも参加した衣装の望月恵、ヘアメイクの百瀬広美が今回も参加し、音楽はアイスランドのロックバンド、シガー・ロスとしての活動でも知られるヨンシーと、アレックス・サマーズがコンビで初の映画サントラを担当する。

映画『レンタル・ファミリー』は2026年 日本公開。

作品情報
映画『レンタル・ファミリー』

俳優としての仕事を細々と続けながら、東京で暮らす内にすっかり街に馴染み、狭い電車の座席に大きな体を滑り込ませ、暗いマンションの1室で一人晩酌をする。そんな日々を送り続けていたフィリップは、ある日、ひょんなことから“レンタル・ファミリー”会社を経営する多田から仕事を依頼される。レンタル・ファミリーとは、報酬を得て、その人にとって大切な「家族」のような役割を“演じる”仕事だ。人の人生に深く関わるこの仕事に最初は困惑し、戸惑いを見せていたフィリップだったが、彼らと関わる中で、フィリップ自身にも少しずつ、心にある変化が訪れていくのだが‥‥。

監督:HIKARI

出演:ブレンダン・フレイザー、平岳大、山本真理、柄本明、シャノン・ゴーマンほか

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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2026年 日本公開

公式サイト searchlightpictures