Jul 27, 2023 news

ヨルゴス・ランティモス監督最新作 映画『哀れなるものたち』第80回ベネチア国際映画祭コンペ部門出品&ワールドプレミア上映決定

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『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督、エマ・ストーンが再集結する最新作、映画『哀れなるものたち』が第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門へ出品、ワールドプレミア上映されることが決定した。

原作は日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック奇譚「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界が映画界随一の鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の手によって映像化される。

主人公ベラを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、ランティモス監督作品『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。今回はプロデューサーとしても加わったエマ・ストーンが再びヒロインを演じ、前作を超える壮大なコラボレーションに期待が高まる。

また、天才外科医のゴドウィン・バクスターを名優ウィレム・デフォー、ベラと共に大陸横断の冒険の旅に出るダンカンを『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロが演じる。

アカデミー賞最多9部門10ノミネートを果たし、主演女優賞(オリヴィア・コールマン)を受賞した、ヨルゴス・ランティモス監督の前作『女王陛下のお気に入り』は、第75回ベネチア映画祭でワールドプレミア上映し、審査員大賞とヴォルピ杯女優賞の2冠に輝いた。

そしてこの度、最新作『哀れなるものたち』が、同映画祭のコンペティション部門へ出品され、あわせてワールドプレミア上映が行われることも発表された。

記念すべき第80回ベネチア映画祭の審査委員長は、『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル。さらに審査員としてマーティン・マクドナー、ジェーン・カンピオンなど多彩な顔触れが加わる。ランティモスをはじめ、マイケル・マン、デヴィッド・フィンチャー、ソフィア・コッポラ、エイヴァ・デュヴァ―ネイ、ブラッドリー・クーパー、濱口竜介といった顔ぶれが揃うコンぺ作品に審査員がどのような判断を下すか、大いに注目される。

映画『哀れなるものたち』は近日全国ロードショー。

作品情報
映画『哀れなるものたち』

風変わりな天才外科医ゴドウィン・バクスターの手によって死から蘇った若き女性ベラが、世界を知るために大陸横断の冒険の旅へ出る。時代の偏見から解き放たれたベラは、平等と解放を知り、驚くべき成長を遂げていく。

監督:ヨルゴス・ランティモス

出演:エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフ ほか

原作:アラスター・グレイ「哀れなるものたち」(早川書房)

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

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近日全国ロードショー

公式サイト searchlightpictures.jp