Dec 07, 2020 news

中井貴一『共演NG』から香取慎吾『アノニマス』へバトンタッチ

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――中井さんから、テレビ東京を主演するにあたってのアドバイスやエールがありましたら、ぜひお願いします。

中井:覚悟を持つことですね。いろんな意味で。仕事を始めてもう 40 年になりますが、昔の映画というのがテレビに移行し て、トレンディドラマを作っていこうとしたり、テレビが伸びていく最中にドラマやっていたので、その一番最初のサイコロを転がすとこ ろに今テレビ東京がいるような感じがするんですよ。新しいものを作っていこうとしている感じがするので、そういう意味では、やっ ていてワクワクするっていうか。みんなのノリが今から 30 年ぐらい前のテレビ界にいる感じがするんですよね。そういう意味ではワクワクしながら覚悟を持ってやるべきだと思います。

香取:新しいことに挑戦しようとしてるっていう、いい方向の話ですよね?すごい不安になっちゃって…30年前のやり方を今やってるの?みたいな(笑)。デジタルなコンテンツいっぱい増えたなっていう時に、30年前に戻ってる局って大丈夫ですか!?

中井:大丈夫!精神的に、という意味だからね!初心に返るというか。変なこと言ったかと思ってドキドキしちゃった(笑)

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香取:(33年前は)日比谷線で神谷町駅からテレビ東京に向かうのがもうイヤで!学校と両立していたので日によって「今日は学校行くのつまんないからテレビ東京来て楽しいな」とか。「今日は学校に行きたいのに(テレ東に)来てるからスタジオ行くのイヤだな」っていうのも思い出すので、本当に初心に帰る場所ですね。

香取から中井へ「アノニマス」カラーの花束贈呈!
中井から香取へは「共演NG」グッズなどのプレゼントで激励!

香取からは「お疲れ様でした」と花束を贈呈。長きにわたる撮影の労をねぎらいました。一方、中井からは、激励として、リリー・フランキーデザインの「共演NG」グッズや自撮り用ライトをプレゼント。中井が「Tシャツを劇中で着て」と懇願するも、「(ドラマのテイストが)今喋ってるテンションと全然違うんですよ」と香取がやんわり断る一幕も…。そんなやりとりの中、スタッフも爆笑のエール交換となりました。

続いて行なわれたメインイベントであるバトンタッチ・セレモニーでは、バトン代わりに局内にあった一番バトンに近いフォルムをした、テレビ東京のバナナ社員ナナナでバトンタッチを実施!

中井:こういうとこなの。ちょっと古いでしょ!?それを新しいセレモニーのように言うのが…これがテレビ東京だと思ってもらったら、それがいいと思います!