Apr 21, 2021 news

岡本圭人 x 岡本健一『Le Fils 息子』世界13ヵ国で上演され、タイムズ紙をはじめ各紙で絶賛された傑作が日本上陸

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世界13ヵ国で上演され、タイムズ紙をはじめ各紙で絶賛された傑作『Le Fils 息子』
脚本を手掛けたのは、現代においてもっとも心躍る劇作家、フロリアン・ゼレール

2018年にフロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラー演出でパリのシャンゼリゼ劇場にて初演された『Le Fils 息子』は、フランス最高位の演劇賞であるモリエール賞にて最優秀新人賞を受賞するなど高い評価を受け、ロンドンのウエストエンドなど世界13ヵ国で上演。タイムズ紙やデイリーテレグラフ、ファイナンシャルタイムズなど各紙の劇評でも絶賛された傑作です。

脚本を手掛けたフロリアン・ゼレールは、「現代において、もっとも心躍る劇作家」と呼ばれ、世界中から注目されているフランスの若手劇作家で、「家族三部作」として始めに『La Mère 母』を、次に『Le Père 父』、締めくくりに本作『Le Fils 息子』を手がけました。2020年には『Le Père 父』をアンソニー・ホプキンス主演、自身で初監督を務めて『ファーザー』のタイトルで映画化。今年の第93回アカデミー賞に作品賞をはじめ6部門にノミネートされるなど、映画監督としても高い評価を得て、現在は最新作『Le Fils 息子』の映画化に着手。ヒュー・ジャックマンが父親役で出演することが発表されました。

『Le Père父』に続くフロリアン・ゼレール作×ラディスラス・ショラー演出による第2弾
深い洞察による緻密さとスタイリッシュさを両立させる演出家、ラディスラス・ショラー

老いの現実と家族の葛藤を描いた『Le Père 父』は、2019年に東京芸術劇場にてラディスラス・ショラーの演出で上演されました。エスプリをきかせた見事な描写は深い感動を呼び、主人公である父アンドレを演じた橋爪功が第44回菊田一夫演劇賞 演劇賞及び、第27回読売演劇大賞 大賞・最優秀男優賞を、そしてアンドレの娘を演じた若村麻由美が優秀女優賞を受賞するなど、大いに称賛されました。

本作『Le Fils 息子』は、フロリアン・ゼレール作、ラディスラス・ショラーが演出を手掛ける東京芸術劇場の企画第二弾として、日本で初めて上演いたします。
ゼレールの最も悲劇的で普遍的な作品と言われる『Le Fils 息子』は、思春期の絶望と不安に苛まれながら必死にもがく息子と、愛によって息子を救おうとする父親を描く、家族の物語です。ゼレールと同世代で最も若く才能のある演出家の一人であるショラーの深い洞察と緻密な演出、人間の本質を描き出す演出力、そして世界中から高い評価を得ているスタイリッシュなステージが本作でどのように体現されるのか。ゼレール×ショラーの素晴らしいクリエーションは、今回もまた傑作を生みだすでしょう。どうぞご期待ください。

日本版は、岡本圭人岡本健一をはじめ豪華キャストで上演!

息子ニコラ役は、岡本圭人が務めます。9歳でイギリス留学した経験もある英語力を生かし、18年よりアメリカ最古の名門演劇学校であるアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツに学んだ岡本圭人。鋭い感受性と華やかさを感じさせる居ずまいで、10代特有の繊細さと荒々しさを瑞々しく表現します。本作が満を持して待望のストレートプレイ初舞台、さらに単独初主演となります。

ニコラの実母アンヌ役には『Le Père 父』で第27回読売演劇大賞 優秀女優賞を受賞、演出のショラーからの信頼も厚い若村麻由美。息子に対する豊かな愛情と、それ故の激情やニコラの父である前夫ピエールへの複雑な感情と、様々な情感があふれる役どころを演じます。ピエールの再婚相手ソフィア役に伊勢佳世、医師役に浜田信也、看護師役は木山廉彬が演じます。

そして、父親ピエール役は、舞台を中心に活躍を続け、第26回読売演劇大賞 最優秀男優賞、第45回菊田一夫演劇賞 演劇賞、第55回紀伊國屋演劇賞 個人賞、第71回芸術選奨文部科学大臣賞と数々の演劇賞を総なめにし、高い実力が評価されている岡本健一が演じます。愛によって息子を救おうとし、愛だけでは不十分であることを知る。大きく懐深い存在でありながら、ときに”他者”である息子の理解不能な存在に苦悩する……。言葉の背後にある、言葉にできない表現で、観客の心に問いかけます。

演劇「Le Fils(ル・フィス) 息子」

《ストーリー》
「何かを変えたい。でも、どうしたらいいか分からない。」

17歳のニコラは難しい時期を迎えていた。両親の離婚により、家族が離れ離れになってしまったことにひどいショックを受けて動揺し、何に対しても興味が持てなくなってしまっていた。嘘を重ねて学校にも行かずに日がな一日、目的もなく一人で過ごしていたところ、学校を退学になってしまう。父親(ピエール)は新しい家族と暮らしていたが、母親(アンヌ)からニコラの様子がおかしいことを聞き、何とか彼を救いたいと、離婚後に距離を置いていた息子と、向き合おうとする。

生活環境を変えることが、唯一自分を救う方法だと思えたニコラは、父親と再婚相手、そして年の離れた小さな弟と一緒に暮らし、新しい生活をスタートさせるのだが……。悩み、迷い、傷つきながら、自分を再発見していく絶望した若者の抒情詩。

《PERFORMANCE》
公演タイトル:Le Fils(ル・フィス) 息子
作:フロリアン・ゼレール
翻訳:齋藤敦子
演出:ラディスラス・ショラー
出演:岡本圭人 若村麻由美 伊勢佳世 浜田信也 木山廉彬 岡本健一 

《STAFF》
美術:エドゥアール・ローグ
照明:北澤真
音響:井上正弘
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:佐藤裕子
演出助手:城田美樹
通訳:加藤リツ子
舞台監督:瀧原寿子
アーティスティック・コラボレーター:三原英二
制作:藤野和美
宣伝美術:永瀬祐一(BAT DESIGN)
宣伝カメラマン:設楽光徳
宣伝衣装:十川ヒロコ
宣伝ヘアメイク:佐藤裕子
宣伝ヘアメイク(若村麻由美):長縄真由美
宣伝・公式サイト制作:DIPPS PLANET
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
企画制作:東京芸術劇場
公式サイト https://lefils-theatre.jp
お問合せ 東京芸術劇場ボックスオフィス
0570-010-296 (休館日を除く10:00~19:00)  https://www.geigeki.jp/

8月30日〜上演