近年、毎年のようにアカデミー賞などの映画賞を賑わせる“Netflix映画”。この度、早くも本年度もその系譜に連なると予想されるNetflix映画群の中から、特に注目を集める4作品の日本版予告映像やキービジュアル、ティーザーアートなどが公開された。
プロデューサー:マーティン・スコセッシ、スティーヴン・スピルバーグ
監督・脚本・主演:ブラッドリー・クーパーの最強布陣で贈る“愛の巨編”『マエストロ:その音楽と愛と』
『マエストロ:その音楽と愛と』は、ブラッドリー・クーパーが『アリー/スター誕生』に続き監督・脚本・主演を務める注目作。『ウエスト・サイド物語』の音楽を手掛けるなど世界的に知られた指揮者・作曲家のレナード・バーンスタインと、女優・ピアニストのフェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタインが共に歩んだ生涯を振り返る“愛の巨編”。
プロデューサーには巨匠マーティン・スコセッシやスティーヴン・スピルバーグ、キャストにはキャリー・マリガン、マット・ボマー、マヤ・ホークらが名を連ねる。
監督:デヴィッド・フィンチャー&主演:マイケル・ファスベンダー
背筋どころか“全身が凍結する”サイコサスペンス・スリラー『ザ・キラー』
『セブン』『ファイト・クラブ』『ゴーン・ガール』『Mank/マンク』の鬼才デヴィッド・フィンチャーが監督を務めるサイコサスペンス・スリラー『ザ・キラー』で主人公の暗殺者を演じるのは、『それでも夜は明ける』などで演技派として名を馳せ、「X-MEN」のマグニートー役などでも知られるマイケル・ファスベンダー。
この度公開された予告映像では、冷酷で無機質な言葉が綴られる。「計画通りにやれ」「誰も信じるな」「感情移入はするな」「予測しろ 即興はよせ」「決して優位に立たせるな」「対価に見合う戦いにだけ挑め」。同時に映し出されるのは、ファスベンダー演じる暗殺者の残酷ながらスマートな殺人遂行の過程。薄氷を踏むような緊迫感に満ちたシーンが連続し、フィンチャーが本領を発揮した傑作の誕生が期待される。