Nov 28, 2023 news

ホアキン・フェニックス×リドリー・スコット監督の特別対談が公開 映画『ナポレオン』 

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映画『ナポレオン』の主演ホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督の特別対談映像が公開された。

旧知の仲であるホアキン・フェニックスとリドリー・スコット監督。この度公開された対談映像では、冗談も多く飛び交うリラックスムードの中、ホアキンが「この映画が大変だったのは僕のせいじゃない?」とズバリ切り込む。スコット監督は「君のせいだ」と即答し、「僕のせいか」と爆笑するホアキン。

そして撮影中の話になると、ホアキンは「正直リハは嫌いだ。大まかな構想だけをイメージして、何も決めずに演技したい」と本心を明かす。「撮影中、何回僕に腹を立てた?」と聞くホアキンには、スコット監督は「毎日だね」と返すも、「君はいい意味で複雑な人間だ。この役では、それが大きなプラスになる」と称賛。そんな監督の言葉に照れ笑いを浮かべるホアキンは「僕の性格をよくわかってる。演じてて最高に楽しかった」と笑顔で撮影を振り返る。

また、2人の出会いとなった映画『グラディエーター』について話が及ぶとホアキンは「初対面は23年前。以来監督は多くの作品を作ってきた。英雄、偉人、優れた人たちをね。今回はこの男だ。背が低く気が短い‥‥僕を選んだ理由は?」とオファーの理由をユーモアたっぷりに聞く。スコット監督も笑いながら「『グラディエーター』を思いだした。“ナポレオンがいる”と。これは褒め言葉ではない」と返す。

終盤ではホアキンが「今作を作って、初めて知ったナポレオンの真実はあった?」と質問。スコット監督は「もちろんたくさんあった。欠点が多いからこそあれだけの立身出世をなし得た。実に複雑で一筋縄ではいかない男だ。あまりに脆く、あまりに残酷すぎた」と回答し、ホアキンも「一方でユーモアと茶目っ気もあった」と語るなど、それぞれの想うナポレオン像について語り合う場面も登場する。

映画『ナポレオン』は2023年12月1日(金)より全国の映画館で公開。

作品情報
映画『ナポレオン』

1789年。自由、平等を求めた市民によって始まったフランス革命。マリー・アントワネットは斬首刑に処され、国内の混乱が続く中、天才的な軍事戦略で諸外国から国を守り皇帝にまで上り詰めた英雄ナポレオン。最愛の妻ジョゼフィーヌとの奇妙な愛憎関係の中で、フランスの最高権力を手に何十万人の命を奪う幾多の戦争を次々と仕掛けていく。冷酷非道かつ怪物的カリスマ性をもって、ヨーロッパ大陸を勢力下に収めていくが‥‥。

監督:リドリー・スコット

出演:ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービー、タハール・ラヒム、ルパート・エヴェレット

配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2023年12月1日(金) 全国公開

公式サイト napoleon-movie