巨匠リドリー・スコットと『ジョーカー』のアカデミー賞俳優ホアキン・フェニックスが、『グラディエーター』以来の再タッグで挑むスペクタクル大作、映画『ナポレオン』。この度、本作の日本版予告映像が公開された。
この度公開された予告映像は、マリー・アントワネットが国民の罵声飛び交う中で斬首刑にかけられるショッキングなオープニングから始まる。それを冷静に見守る1人の男、フランス将校ナポレオン。彼は、革命による国内の混乱を鎮め、イギリスやオーストリアから国を守るべく、類まれなる軍事戦略で頭角を現し、皇帝にまで上り詰めていく。
映像には、最愛の妻ジョゼフィーヌと共に出席したノートルダム大聖堂での戴冠式で自らの手で冠を取り上げて被り、大いなる野望を描く印象的なシーンも。
映像のラストで描かれるのは、一面、氷と霧に覆われたアウステルリッツの戦い。オーストリアとロシアの連合軍を雪で覆われた氷上に誘い込み、突然、大砲を発射。彼らの足元の氷を打ち割り、血まみれになった敵国の兵や馬が氷の割れた湖へと落ちていくというシーンは、ナポレオンの狡猾かつ冷酷ぶりを伺わせる。
フランスを守るための戦いが、いつしか侵略、そして“征服”へと向かう。彼を駆り立てたものは、一体何だったのか。
監督を務めるのは、アカデミー賞作品賞受賞の『グラディエーター』や『オデッセイ』などを手がけるリドリー・スコット。主人公ナポレオン役には『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。
監督は「これまで一緒に仕事をした中で最高の俳優の1人」とホアキンを称する。この2人がタッグを組むのは、ホアキンがラッセル・クロウ演じるローマの将軍マキシマスと対峙する暴君を演じた『グラディエーター』以来23年ぶり。
ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ役には、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』のホワイト・ウィドウ役や『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』など話題作への出演が続くヴァネッサ・カービーが起用された。脚本は『ゲティ家の身代金』でもスコット監督とタッグを組んだデヴィッド・スカルパ。
映画『ナポレオン』は2023年12月1日(金)より全国の映画館で公開。
歴史に名を刻むフランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトは、いかにして皇帝の座へ上りつめたのか。彼が唯一愛した妻ジョゼフィーヌとの波乱万丈な愛憎関係の中で、大いなる野望と驚くべき戦略思考をもって、歴史に残る数々の戦争を仕掛けた、類まれなる軍人、ナポレオンの真の姿を壮大なスケールで描いた超大作。
監督:リドリー・スコット
出演:ホアキン・フェニックス、ヴァネッサ・カービー
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2023年12月1日(金) 全国公開
公式サイト napoleon-movie.jp