Apr 12, 2023 news

山田杏奈 主演! 森山未來&永瀬正敏で贈る「遠野物語」から着想を得た 映画『山女』

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『リベリアの白い血』『アイヌモシリ』などの福永壮志監督の最新作、映画『山女』。第35回東京国際映画祭コンペティション部門に出品され話題を呼んだ、柳田國男の名著「遠野物語」から着想を得た本作の公開が決定した。

主演は『樹海村』『ひらいて』『彼女が好きなものは』など出演作が相次ぐ、山田杏奈。18世紀後半の東北の村で、先代の罪を負った家の娘・凛を演じる。さらに、伝説の存在として村人たちから恐れられる“山男”役は森山未來が、生活に苦悩する凛の父親・伊兵衛役は永瀬正敏が演じる。

そのほか、二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでんら日本の映画界を支える実力派俳優たちが脇を固める。

大飢饉に襲われた18世紀後半の東北の村。先代の罪を負った家の娘・凛は、人々から蔑まれながらも逞しく生きているが、ある日、飢えに耐えかねた父の伊兵衛が盗みを働いてしまう。父の罪を被った凛は、自ら村を去り、禁じられた山奥へと足を踏み入れ、そこで、伝説の存在として恐れられる“山男”と出会う‥‥。

監督と脚本は、『リベリアの白い血』『アイヌモシリ』などで民族やルーツにフォーカスを当ててきた、福永壮志。冷害に喘ぐ18世紀末の東北の村を舞台に、過酷な運命に翻弄されながらも逞しく生きる女性を描く柳田國男の名著「遠野物語」から着想を得たオリジナルストーリーを完成させた。共同脚本には、放送中のNHK連続ドラマ「らんまん」の長田育恵が名を連ね、凛の生き様を通して、人間の脆さと自然への畏敬の念、現代にも通じる貧困や差別など社会問題を映し出す。



【出演者・監督コメント】

主演/凛役:山田杏奈
ひとり分の人生を生ききったような疲労感と達成感のある撮影期間でした。彼女を取り巻く環境、人びと、それぞれの生きる強さに打たれながら演じていました。森の中のしんとした空気に匂い立つ青臭さ、静かながら力強い映像から伝わることを願ってます。これからより多くの方に見ていただけると思うととても楽しみです!

山男役:森山未來
これまでにも人非ざる存在を舞台、映像などで演じてきたが、今回も成り立ちの諸説ある大それた役柄を映像に落とし込むべく、福永さんとディスカッションを重ね、山の神秘に助力を請いながら、大いに楽しませていただいた。遠野物語を原典としている「山女」。映画館に訪れる方々は、この物語をあくまで遠い昔の民話だとして鑑賞されるのだろうか。

伊兵衛役:永瀬正敏
今でも山形での撮影の日々を思い出すと
熱いものが込み上げてきます。
現場スタッフの皆さんの卓越した技と思い
山田杏奈さんの佇まいと瞳が
僕にとっての道標であった気がします。

監督:福永壮志
「山女」を劇場公開できることをとても嬉しく思います。この映画で何より描きたかったのは逞しく生きる人間の姿です。主人公の凛をはじめ、登場人物それぞれが葛藤を抱えながらも必死に生きています。自分の居場所を求めて、逆境の中を進み続ける凛の姿を通して、観た人の心に何かを残せることを願います。

映画『山女』は、6月30日(金)より、ユーロスペース、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

作品情報
映画『山女』

18世紀後半、東北。冷害による食糧難に苦しむ村で、人々から蔑まされながらも逞しく生きる凛。彼女の心の救いは、盗人の女神様が宿ると言われる早池峰山だった。ある日、凛の父親・伊兵衛が村中を揺るがす事件を起こす。家を守るため、村人達から責められる父をかばい、凛は自ら村を去る。決して越えてはいけないと言い伝えられる山神様の祠を越え、山の奥深くへと進む凛。狼達から逃げる凛の前に現れたのは、化け物なのか人間なのかもわからぬ不思議な存在であった‥‥。

監督:福永壮志

出演:山田杏奈、森山未來、二ノ宮隆太郎、三浦透子、山中崇、川瀬陽太、赤堀雅秋、白川和子、品川徹、でんでん、永瀬正敏

配給・宣伝:アニモプロデュース

配給協力:FLICKK

©YAMAONNA FILM COMMITTEE

2023年6月30日(金) ユーロスペース、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開