Feb 13, 2025 news

ポン・ジュノ監督が贈る“どん底”からの逆襲エンターテインメント 映画『ミッキー17』日本版予告映像公開

A A
SHARE

映画『パラサイト 半地下の家族』で第72回カンヌ国際映画祭で韓国映画初となるパルム・ドールを受賞、第92回アカデミー賞では作品賞を含む6部門にノミネートされ、作品賞ほか4部門を受賞した、ポン・ジュノ監督。この度、そんなポン・ジュノ監督の最新作、映画『ミッキー17』の日本版予告映像が公開された。

ポン・ジュノ監督が贈るアカデミー賞受賞後初となる最新作『ミッキー17』は、半地下を超えた“どん底”の使い捨てワーカー ミッキーによる、権力者たちへの逆襲エンターテインメント。

この度公開された日本版予告映像は、人生失敗だらけのダメダメ主人公のミッキー(ロバート・パティンソン)が、一発逆転をかけて面接に臨む場面から始まる。そして夢の仕事を手に入れたはずが、担当面接官からピストルを渡されて「あなたの仕事は死ぬことよ」と告げられて目が点に。《どん底》使い捨てワーカーとなってしまったミッキーは自身の仕事を、「グズ過ぎる上司の下で、死んでも身体をコピーされ、生き返らされる“死にゲー”さ」とぼやく。数々の”死にゲー”で使い捨てられ続けて、遂に17号となったミッキーに、超絶身勝手で強欲な権力者マーシャル(マーク・ラファロ)が「おまえらは“使い捨て”だ。黙って働け!」と罵声を浴びせ、さらに過酷な任務を押しつける。ブラック企業のどん底で搾取され続けるミッキー17の悪夢の日々。そんなある日、突然現れたのは「もうひとりの俺」。

ミッキー17号の前に18号が現れたことで全てが一変。使い捨てワーカーが同時に2人存在することは許されておらず、存在が確認されるとコピー元もろとも処分されてしまうという。マーシャルは「おまえらの運命は俺次第だ」とスイッチを押せば即死の爆破装置をちらつかせ、2人のミッキーを脅す。「こんな人生抜け出すぞ」—遂に2人のミッキーがどん底からの逆襲を始める。「私たちの未来がかかっている。あなたならきっとやれる」というソウルメイトのナーシャ(ナオミ・アッキー)の呼びかけに、「この世界には希望が要るんだ」とミッキーは謎のモンスターたちの群れに向かっていく。

さらに、この度、すでに上映が決定しているIMAXに加えて、4D/Dolby Cinema/ScreenXでも上映されることがあわせて発表された。

映画『ミッキー17』は、2025年3月28日(金)より全国劇場公開。

作品情報
映画『ミッキー17』

人類発展を使命に掲げる巨大企業の下、主人公のミッキーは、命を落としては新たな身体で何度も再生する究極のミッションに就く。しかし、実は契約書をよく読まなかったため、開発チームの先鋒として、そして人類の先鋒として、前人未到の氷の惑星で、文字通り異常で危険な冒険に巻き込まれていく。

監督・脚本:ポン・ジュノ

原作:「ミッキー7」(早川書房)

出演:ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーブン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ

配給:ワーナー・ブラザース映画 

© 2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

2025年3月28日(金) 全国劇場公開

公式サイト mickey17