劇場デビュー作『マジカル・ガール』がサン・セバスチャン国際映画祭グランプリ&監督賞をW受賞したスペインの鬼才カルロス・ベルムト監督の最新作、映画『マンティコア 怪物』が公開される。この度、本作の30秒予告映像とビジュアルが公開された。
空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーのフリアンは、同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会う。内気で繊細な性格のフリアンだが、次第に聡明でどこかミステリアスなディアナに魅かれていく。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいた。やがて彼が抱えるある秘密が、思いもよらぬマンティコア‟怪物”を作り出してしまう‥‥。
監督は、架空の日本アニメ「魔法少女ユキコ」に憧れる白血病の少女をめぐる悲劇を描いた劇場デビュー作『マジカル・ガール』がサン・セバスチャン国際映画祭グランプリ&監督賞をW受賞する快挙を成し遂げ、巨匠ペドロ・アルモドバルに「この映画を猛烈に愛する」と言わしめたカルロス・べルムト。その独創的なストーリーと先読みできない巧みな構成は批評家や映画ファンを魅了し、日本でもカルト的な人気を博した。
そんな、「日本文化は僕の血肉」と語り日本の漫画、アニメ、映画をこよなく愛するスペインの鬼才が新たに描くのは、人間の心の闇のタブーに踏み込んだ衝撃のアンチモラル・ロマンス。
この度公開された30秒予告映像の冒頭では、何者かの似顔絵のスケッチが燃えていく様子が映し出される。そしてある少年を遠目から見つめるフリアン。「誰も傷つけてない。リアルじゃない」と声を絞り出すフリアンに「私はリアルよ」と厳しい表情で告げるディアナ。彼の心に奥底に潜むマンティコア‟怪物”とは。
映画『マンティコア 怪物』は、2024年4月19日(金)より全国順次公開。
空想のモンスターを生み出すゲームデザイナーのフリアン。同僚の誕生日パーティーで美術史を学ぶディアナに出会う。内気で繊細な性格のフリアンだが、次第に聡明でどこかミステリアスなディアナに魅かれていく。しかし、フリアンは隣人の少年を火事から救った出来事をきっかけに原因不明のパニック発作に悩んでいた。やがて彼が抱えるある秘密が、思いもよらぬマンティコア‟怪物”を作り出してしまう‥‥。
監督・脚本:カルロス・ベルムト
出演:ナチョ・サンチェス、ゾーイ・ステイン、アルバロ・サンス・ロドリゲス、アイツィべル・ガルメンディア
配給:ビターズ・エンド
©︎Aquí y Allí Films, Bteam Prods, Magnética Cine, 34T Cinema y Punto Nemo AIE
2024年4月19日(金) シネマート新宿、渋谷シネクイントほか全国順次公開