映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』の、神山健治監督ほかスタッフ陣のナビゲートにより本作の魅力が紐解かれる特別映像が公開された。
ひとつの指輪をめぐる壮大な冒険を描き、アカデミー賞最多受賞を果たした『ロード・オブ・ザ・リング』3部作。J・R・R・トールキンの原作「指輪物語 追補編」に記された、始まりのエピソードの映画化に、3部作を監督したピーター・ジャクソンが製作総指揮として立ち上がる。そしてハリウッド超大作の監督の座を託されたのは、日本アニメーションの第一人者と讃えられる神山健治。2004年の「王の帰還」日本公開から20年の時を経て、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ最新作『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が公開される。
実写三部作の大ファンを公言する神山健治監督は本作の話が舞い込んだ時、原作者のJ・R・R・トールキンが作り上げた世界観をいかにしてアニメーションに落としこむかをまず考えたという。実写3部作の脚本、『ローハンの戦い』の製作&脚本を手掛けたフィリッパ・ボウエンは原作の「指輪物語 追補編」に登場するヘルム王とヘルム峡谷のエピソードにずっと魅了されていたといい、シリーズを通してのキーポイントとなる本シーケンスの映像化にあたり、白羽の矢が立ったのが日本アニメーションの第一人者・神山監督であるのは必然なことであった旨を説明する。それを裏付けるように、彼がシリーズを通してのスタッフ陣からも絶大な信頼を置かれている様子が窺える現場の雰囲気も映し出され、さらには実写三部作の監督を務めたピーター・ジャクソンと神山監督の仲睦まじい姿も。
本作のアニメーションは日本の製作スタジオ「Studio Sola Entertainment」のトップクリエイターたちの手により全て手描きで作り上げられた。手描きというクラシカルな手法について神山監督は「手描きのアニメーションを一般の観客が観たときに、無意識に感じるすごさある」とこの製作方法がもつ特有性を説明。一方ボウエンは「『ロード・オブ・ザ・リング』すべてのファンに観てほしい。アニメーションだからこそあなたの想像を必ず越えていく」と、アニメーションと、あの“中つ国”の世界が見事に融合し作り上げられた、唯一無二の映画体験ができる本作に太鼓判を押す。
映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』は、2024年12月27日(金)より全国劇場公開。
騎士の国ローハンは偉大なるヘルム王に護られていた。しかし突然の攻撃を受け、王国の平和が壊されていく。すべての運命は、1人の若き王女ヘラに託された。最大の敵はかつて共に育ったヘラの幼馴染ウルフ。果たしてヘラは、国の民の未来を救えるのか。“あの指輪”をめぐる壮大な冒険へと繋がる、まだ誰も知らない伝説の戦いの幕が開ける。
監督:神山健治
日本語吹替版キャスト:市村正親、小芝風花、津田健次郎、中村悠一、本田貴子、坂本真綾、斧アツシ、森川智之、入野自由、山寺宏一、沢田敏子、田谷隼、大塚芳忠、飯泉征貴、村治学、勝部演之
字幕版キャスト:ブライアン・コックス、ガイア・ワイズ、ルーク・パスクァリーノ、ミランダ・オットー ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2024年12月27日(金) 全国公開
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