Mar 29, 2023 news

M.ナイト・シャマラン監督が自らの作風を語る特別映像公開 映画『ノック 終末の訪問者』

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『シックス・センス』(1999)や『オールド』(2021)ほか、話題作を次々生み出すM.ナイト・シャマラン監督の最新作で、全米興業ランキングで初登場 NO.1 を獲得した『ノック 終末の訪問者』。

この度、衝撃的で予測不能の結末を常に世に送り続けるシャマラン監督が、本作に込める想いと、自身の作風について語る特別映像が公開された。

この度公開された特別映像では、シャマラン監督が本作について「聖書を題材にした壮大なスケールの物語を舞台と設定を現代に移した原作の発想に共感した。恐れという感情が主人公たちを苦しめる。その基本前提が秀逸なんだ。ここから逃げ出したくても恐れがそれを許さない」「観客は彼らと一緒にジレンマに苦しむ。“自分の恐怖に立ち向かって最悪の事態を経験すれば、外に出られるし助かる”とね」と語る。

また、本作で映画1本をほぼ丸ごと密室劇にするという新しい挑戦に取り組んだことについては「閉じ込めることで被害妄想と不安をあおり、無力感を与え他に選択肢がないと思わせる」と話した。

メイキング部分では白熱するシーンでメガネがもたついてしまったことを心配するデイヴ・バウティスタに対して「むしろそれが良かったよ!」と明るく声を掛けるシャマランが映され、緊迫感のあるシーンも非常に和やかな様子で撮影が進んでいたことが窺える。

映像の最後では、シャマランが「ダークな物語を語るのが得意だ。私は人や世界のことを極めて前向きに受け止める人間だ。どんなマイナスもプラスに転換できる」と自身の作風について分析し、「生き残りを懸けて葛藤するキャラクターこそ面白い。劇場に足を運んでもらうには“今”を切り取った作品を作る必要がある。わざわざ劇場に行くのは心の底から感動したいからだ。本作のような物語は不完全であることが重要になる。それこそが物語を伝える側の命題だ。観客と一緒に埋める余白を残しておくんだ」と本作に込める想いも明かしている。

映画『ノック 終末の訪問者』は4月7日(金)より全国ロードショー。

作品情報
映画『ノック 終末の訪問者』

鬱蒼と生い茂る森の中で1人佇む少女が、表情が見えない無骨な謎の男から「僕はレナード よろしくね」と手を差し伸べられる。娘が出会った男に不信感を抱き山小屋に立てこもる3人の家族だったが、ここへ仕事へ来たという凶器を持った謎の訪問者に囚われる。3人の家族に1人の男が「我々の使命は“終末”を止めること。君たち家族の“選択”に懸かってる」と告げる。「しくじれば‥‥世界は滅びる」と。休日を楽しむ家族を襲った4人の訪問者の“任務”とは。なぜ世界は終末を迎えることになるのか?正気とは思えない究極の“選択”を迫る、驚愕の真実とは何か?

監督:M.ナイト・シャマラン

出演:デイヴ・バウティスタ、ジョナサン・グロフ、ベン・オルドリッジ、ニキ・アムカ=バード、ルパート・グリント ほか

配給:東宝東和

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2023年4月7日(金) 全国公開

公式サイト knock-movie.jp