Mar 15, 2023 news

日本・フランスでの撮影がクランクアップ!万感の想い溢れるメイキング写真を公開 映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

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荒木飛呂彦の大人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれた傑作スピンオフ「岸辺露伴は動かない」。2020年末より高橋一生の主演で実写ドラマ化され、「実写化の理想系」「完成度が高すぎる」などそのクオリティを多くの原作ファンが大絶賛。人気は原作ファンに留まらずドラマファンにも大きな反響を呼んだ。その制作チームが、岸辺露伴最大の事件を描いた「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」を映画化。

この度、今回の物語の一番の中枢であるルーブル美術館でクランクアップを迎えた様子が公開された。

昨秋から開始された本作の撮影は、断続的に約半年にわたり、岸辺露伴邸をはじめとした日本国内での趣深いロケ地の数々に加え、フランス・パリ市街地のポン・デ・ザール(芸術橋)、シャンゼリゼ通り、エトワール凱旋門、アレクサンドル3世橋、サン=ルイ島、カルーゼル広場など世界的観光名所をめぐりながら行われた。

なかでも世界最大級の美術館であるルーヴル美術館でのロケは、本作の原作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切で描き下ろされたものであり、荒木が日本の漫画家として初めて作品が展示されたことで話題となった縁もあって実現。貴重なルーブル美術館でのロケによって、歴史ある数々の美術品が飾られている美の殿堂の美しさと圧倒的なスケール感が映画にどのような魅力をもたらすのかにも、注目が集まる。

”美の殿堂”ルーヴル美術館をバックに撮影された、主人公の人気漫画家・岸辺露伴を演じる高橋一生、クセ者の露伴と唯一無二のコンビネーションを見せる担当編集者の泉京香を演じる飯豊まりえ、そして渡辺一貴監督の微笑ましい3ショットのクランクアップ写真からは、「岸辺露伴」の世界を作り上げてきた3人の、達成感で胸がいっぱいの様子が伺える。

ラストシーンは、本作の鍵となる「黒い絵」を追ってはるばるパリにきた露伴と京香のシーン 。気温1℃という凍てつく寒さの中で高橋と飯豊が圧巻の集中力で毅然とした演技をみせ、渡辺監督からOKが出た。終幕を惜しむ思いを隠せずに涙ぐむスタッフが続出する中、渡辺監督はチームを労い、「パリでの露伴先生との旅はこれで終わりましたが、もっともっと旅を続けられると嬉しいです!」とコメントした。

さらに、日本国内で一足先に撮影を終えた、青年期の露伴が出会う謎めいた黒髪の女性・奈々瀬役の木村文乃と、その青年期の露伴を演じた長尾謙杜(なにわ男子)のクランクアップ写真もあわせて公開された。

木村がクランクアップを迎えた現場は、「黒い絵」の秘密のカギを握るミステリアスで艶やかな奈々瀬役らしい、暗く妖しい謎めいた空間。美しい和装のたたずまいの奥に、秘めたる想いを抱える奈々瀬という難役を演じきった木村の表情から、充実感がにじむ。

一方の長尾は、若き露伴が奈々瀬と出会い、淡い気持ちを募らせていく舞台となる老舗旅館の一室でクランクアップ。最後の撮影は長尾単独でのシーンだったが、儚くも密な間柄を演じた木村文乃も祝福と労いに駆け付け、大ファンである荒木飛呂彦作品への出演を果たしたとあって晴れやかな笑顔を見せた。

映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)より全国公開。

作品情報
映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』

特殊能力を持つ、漫画家・岸辺露伴は、青年時代に淡い思いを抱いた女性からこの世で「最も黒い絵」の噂を聞く。それは最も黒く、そしてこの世で最も邪悪な絵だった。時は経ち、新作執筆の過程で、その絵がルーヴル美術館に所蔵されていることを知った露伴は取材とかつての微かな慕情のためにフランスを訪れる。しかし、不思議なことに美術館職員すら「黒い絵」の存在を知らず、データベースでヒットした保管場所は、今はもう使われていないはずの地下倉庫「Z-13倉庫」だった。そこで露伴は「黒い絵」が引き起こす恐ろしい出来事に対峙することとなる・・・・。

監督:渡辺一貴

原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」(集英社 ウルトラジャンプ愛蔵版コミックス 刊)

出演:高橋一生、飯豊まりえ、長尾謙杜、安藤政信、美波、木村文乃

配給:アスミック・エース

©︎ 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

2023年5月26日(金) 公開

公式サイト kishiberohan-movie.asmik-ace.co.jp