【コメント】
▼奥智哉
「十角館の殺人」という世界中のミステリーファンに愛され続けている作品の実写化ということで、とんでもない作品に主演として携わるんだというプレッシャーを感じていましたが、内片監督がクランクイン前から撮影期間中もずっと僕たち役者に寄り添い続けてくださり、そのおかげでなんとか乗り越えることができました。
また、島田役の青木崇高さんからはお芝居だけでなく、人としての在り方についても教えていただき、撮影期間は学び溢れる刺激的な毎日を過ごすことができました。素敵なキャスト、スタッフみんなで誠心誠意を込めて作った作品になっています。原作ファンの方々には「どうやって実写化しているのか」を早く見ていただきたいですし、はじめての方には衝撃の結末を早く味わっていただきたいです。配信スタートをお楽しみに!!
▼青木崇高
内片監督とはもう10年ものお付き合いで、多くの作品でご一緒しています。ある現場の立ち話で、「映像化不可能と言いながらどんどん映像化される中、本当に映像化不可能な作品は果たしてあるのか?」という内容で盛り上がったとき、監督が挙げたのがこの「十角館の殺人」でした。時を経て、制作が決定したと聞いたとき、私は耳を疑いました。いや内片監督、不可能なんでしょ⁉と。原作本を読んでみたら確かに‥‥これは絶対に不可能だ。無理だ。なぜこの作品を?まさに監督自身がミステリー。原作を未読の方も既読の方も、「あのシーン」にはシビれるはず!さあ、ナポレオンもびっくりの「十角館の殺人」お楽しみあれ!
▼内片輝(監督)
この2人、コンビ感が素晴らしい。同年代キャストの芝居を研究するため出番のない撮影に帯同する奥智哉の⼤胆さ。それでいて繊細で、撮影中の不安を正直に吐露してくれるときもあった。何度も⼀緒の現場を⾛り抜けてくれている⻘⽊崇⾼には全幅の信頼を寄せていた。島⽥として完成度⾼く現場に存在してくれた姿勢には感謝しかない。このコンビの笑顔は、作品の⼤事なスパイスであり、メインディッシュでもある。ぜひ注⽬してほしい。
Huluオリジナル「十角館の殺人」は、2024年3月22日(金)から独占配信。
十角形の奇妙な外観を持つ館“十角館”が存在する、角島。1986年“十角館”を建てた天才建築家・中村青司は、焼け落ちた本館・青屋敷で謎の死を遂げた。半年後、無人島と化していた角島に、K大学ミステリ研究会の男女7人が合宿で訪れる。その頃、海を隔てた本土では、かつてミス研メンバーだった江南孝明のもとに、死んだはずの中村青司から1通の手紙が届く。調査を進めるなか江南は、島田潔という男と出会い、行動を共にすることに。一方“十角館”では、ミス研の1人が何者かに殺害される。疑心暗鬼に陥り、互いに仲間を疑いはじめるメンバーたち。孤島である角島から出ることができるのは1週間後。2つの物語から起こる、想像を超えた衝撃の結末とは。
監督:内片輝
原作:綾辻行人『十角館の殺人』(講談社文庫)
出演:奥智哉、青木崇高、濱田マリ、池田鉄洋、前川泰之、河井青葉、草刈民代、角田晃広、仲村トオル
©綾辻行人/講談社 ©NTV
2024年3月22日(金) Huluで独占配信
公式サイト jukkakukannosatsujin/