この度、津田寛治が主演を務める、映画『自宅でありがとう。さようなら』の公開日が決定し、予告映像とポスタービジュアルが公開された。
津田寛治の主演最新作となる本作は、江戸っ子気質の父親の“在宅介護”を通じ「人がどう生き、そしてどう死と向き合うのか」というテーマに対し、ある一つの“ヒント”を導き出してくれるような、笑いあり、涙ありの、心温まるヒューマンドラマ。
本作は、製作総指揮・高井義行の実話がベースとなり制作された。「人生は死ぬまでの暇つぶし」が口癖で、少年期の息子を寿司屋や蕎麦屋に連れ出しては飲むという、小粋で江戸っ子だった高井の父親が、数年前に他界。高井より父親のエピソードを聞いていた松岡孝典監督が脚色し、江戸っ子で少し変わり者の父親の“在宅介護”を迎えた家族たちの奮闘記として、軽妙なタッチと笑いのセンスで、見事に映像化した。
映画『自宅でありがとう。さようなら』は、2023年10月27日(金)よりロードショー。
父・恒三が寝たきりになってしまった。家族ぐるみで自宅介護をしている。ある日突然、恒三が食べることを拒否する。断食による即身仏である。食べることを拒否した父親を見て、幼少時代に連れて行ってもらった寿司屋や焼き鳥屋、蕎麦屋でのことを思い出す。すんでのところで医者に点滴を打ってもらい、3年が経ち、孫の隆良は介護にも慣れ、今ではオムツ交換もしている。そんな姿を見て良昭は、恒三とキャッチボールしたことを思い出す。過去の恒三との思い出と、現実の日常が交錯していき、ついに最期の時を迎える。
監督:松岡孝典
出演:津田寛治、星ようこ、峰秀一、藤夏子、吉川康太、石和摂、大井隆誠、松林慎司、園山敬介、佐藤茜、大江駿輔、大場隆行、奥りおん
配給:グラウコープス
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2023年10月27日(金) 池袋シネマ・ロサにてロードショー
公式サイト jitaku-movie