本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品で、ジョニー・デップ出演最新作、映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』が日本でも公開される。
今年のカンヌ国際映画祭オープニング作品に選出され、世界中から注目を集めた名優ジョニー・デップ勝訴後の復帰作となる本作は、18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、59年間にわたりフランス国王に在位したルイ15世の最後の公妾(愛人)となったデュ・バリー夫人ことジャンヌ・デュ・バリーの波乱に満ちた生涯を描いた歴史エンターテインメント。
シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供、ヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影を敢行されるなど、贅を尽くしたフランス宮廷を見事に再現している。
ワールドプレミアとなったカンヌ国際映画祭での上映後には、7分間のスタンディングオーベーションが巻き起こり、デップが涙したことも話題になった。
デップが自身初の全編フランス語で挑んだのは、フランス国王史上一の美男子にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世。何かと世間を賑わすデップが、正真正銘の歴史的スキャンダルを起こしたフランス国王を演じる。本国では、今年の5月に公開されフランス映画初登場No1ヒット、4週連続トップ10入りを果たし、75万人を動員、興行成績約10億円の大ヒットを記録している。
監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じたのは、カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した『パリ警視庁:未成年保護特別部隊』、『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』の監督で知られるマイウェン。本作が7本目の監督作となり、約20年前から制作を望んでいた「デュ・バリー夫人」の生涯を映画化。豪華絢爛なロケーションやセット、衣装にも一切妥協なしの歴史大作を完成させた。
映画『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は、2024年2月2日(金)より全国ロードショー。
貧しいお針子の私生児として生まれ、娼婦同然の生活を送っていたジャンヌは、類まれな美貌と知性で貴族の男たちを虜にし、社交界の階段を駆け上がっていく。ついにヴェルサイユ宮殿に足を踏み入れたジャンヌは、時の国王ルイ15世と対面を果たす。2人は瞬く間に恋に落ち、彼女は生きる活力を失くしていた国王の希望の光となっていく。そして、国王の公妾となったジャンヌ。しかし、労働階級の庶民が国王の愛人となるのはヴェルサイユのタブー。さらに堅苦しいマナーやルールを平気で無視するジャンヌは宮廷一の嫌われ者となってしまい、王太子妃マリー・アントワネットも例外なく彼女を疎ましく思うのだった‥‥。
監督:マイウェン
出演:マイウェン 、ジョニー・デップ 、バンジャマン・ラヴェルネ 、ピエール・リシャール 、メルヴィル・プポー、パスカル・グレゴリー
配給:ロングライド
©️2023-WHY NOT PRODUCTIONS-FRANCE 2 CINEMA- FRANCE 3 CINEMA-LA PETITE REINE-IMPALA PRODUCTIONS
©︎Laurent Dailland
©︎Stéphanie Branchu – Why Not Productions
2024年2月2日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
公式サイト jeannedubarry