ジェーン・バーキン没後一年追悼企画「ジェーン B.とアニエス V. 〜 二人の時間、二人の映画。」より、予告映像と、大島依堤亜がデザインを手掛けたポスター3種類が公開された。
昨年7月16日に急逝したジェーン・バーキン。没後1年となるこの夏、ジェーンとヌーヴェルヴァーグの母アニエス・ヴァルダのコラボレーションによる1987年の作品『アニエス V. によるジェーン B.』と『カンフーマスター!』が、デジタルレストア版・新訳日本語字幕版で、「ジェーン B.とアニエス V. 〜 二人の時間、二人の映画。」と題して上映される。
新訳版の日本語字幕を手掛けるのは、『アニエス V.によるジェーン B.』は、『ジェーンとシャルロット』『恐るべき子供たち4Kレストア版』の横井和子、『カンフーマスター!』は『ソウルに帰る』『エッフェル塔〜創造者の愛〜』の橋本裕充。
『幸福』『歌う女、歌わない女』『冬の旅』などの映画史に残る作品を残し、2019年に90歳で亡くなったアニエス・ヴァルダ。彼女がプライベートでも親交のあったジェーン・バーキンを、自由な創造的アプローチで映像化したのが、今回上映する『アニエス V.によるジェーン B.』と『カンフーマスター!』。この2作品はバーキンのパリの私邸とロンドンの実家で撮影されており、出演しているのも彼女の家族や友人たち。『カンフーマスター!』ではヴァルダと夫ジャック・ドゥミ監督の実子であるマチュー・ドゥミが、バーキンの相手役を演じるなど、ドキュメントとファンタジーが融合されたような、ヴァルダらしい世界観が描かれる。
上映企画 「ジェーン B.とアニエス V. 〜 二人の時間、二人の映画。」は、2024年8月23日(金)より全国順次公開。
ジェーン・バーキン1周忌を追悼して、アニエス・ヴァルダとタッグを組んだ2作品を特別追悼上映。
【上映作品】
『アニエス V.によるジェーン B. デジタルレストア版』
『カンフーマスター! デジタルレストア版』
配給:リアリーライクフィルムズ
2024年8月23日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町 / テアトル梅田 / 京都シネマ / シネ・リーブル神戸 他にて全国順次公開