プロレス界の伝説にして“呪われた一家”と呼ばれたフォン・エリック・ファミリーの実話を映画化する、映画『アイアンクロー』。この度、本作の、日本版予告映像、ポスタービジュアル、新場面写真が公開された。
本作は気鋭のスタジオA24が鬼才ショーン・ダーキン監督と組み、『ハイスクール・ミュージカル』などののザック・エフロンを主演に迎えた意欲作。共演には『逆転のトライアングル』のハリス・ディキンソンや人気ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」のジェレミー・アレン・ホワイト、『イエスタデイ』のリリー・ジェームズといった人気俳優たちが名を連ねる。
また、劇中の映画音楽は、これまで『不都合な理想の夫婦』やバンド名義で『her/世界でひとつの彼女』の音楽を手掛けてきた、アーケイドファイアのリチャード・リード・パリーが担当した。
監督のショーン・ダーキンは、カルト教団による洗脳とトラウマを描いたデビュー作『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で絶賛を浴びた42歳の監督。子供の頃からプロレスに夢中で、フォン・エリック・ファミリーの悲劇には衝撃を受けたという。ダーキンはそんな驚きの実話を、家族の愛情と葛藤のドラマとして再構築し、プロレスにまつわる栄光と挫折を掘り下げた。
この度公開された日本版予告映像は、ザック・エフロン演じる主人公ケビンの「子供の頃からずっと、“呪われた家族”と言われていた」というモノローグから始まる。元ヘビー級王者の父フリッツから指導を受け、“史上最強の一家”になるため、トレーニングを行う兄弟たち。
ケビンは「家族と一緒にいたい。一緒なら何でも出来る」と家族との絆を口にするが、弟たちは「父さんの厳しさは異常だ」「もう耐えられない」と静かに呟く。それに対して、父は「フォン・エリック家は勝ち続けるのが宿命だ」とプレッシャーをかけ続け、兄弟たちは重圧に押しつぶされていく。そして、悲惨な事故が起きてしまう‥‥。
映画『アイアンクロー』は、2024年4月5日(金)より全国ロードショー。
1980年初頭、プロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツは元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の次男ケビン、三男デビッド、四男ケリー、五男マイクら兄弟は、父の教えに従いレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死。さらにフォン・エリック家はここから悲劇に見舞われる。すでに幼い頃に長男ジャックJr.を亡くしており、いつしか「呪われた一家」と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは‥‥。
監督・脚本:ショーン・ダーキン
出演:ザック・エフロン、ジェレミー・アレン・ホワイト、ハリス・ディキンソン、モーラ・ティアニー、スタンリー・シモンズ、ホルト・マッキャラニー、リリー・ジェームズ
配給:キノフィルムズ
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2024年4月5日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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