第74回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞、続く2017年度トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞、さらに主演のフランシス・マクドーマンドに2度目のアカデミー賞主演女優賞をもたらし、その年、映画ファンを最も興奮、震撼させた傑作『スリー・ビルボード』から4年。いまなお演劇界・映画界の最前線に立つ鬼才マーティン・マクドナーが、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ待望の最新作、映画「The Banshees of Inisherin」が邦題『イニシェリン島の精霊』として2023年1月に日本公開することが決定。
この度、予告映像が公開された。
本作の舞台は本土が内戦に揺れる1923年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さい島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた‥‥。
主人公パードリックを演じるのは、ヨルゴス・ランティモス(『ロブスター』『聖なる鹿殺し』)、スティーブン・スピルバーグ(『マイノリティ・リポート』)、テレンス・マリック(『ニュー・ワールド』)、オリバー・ストーン(『アレキサンダー』)、ティム・バートン(『ダンボ』)、マット・リーヴス(『ザ・バットマン』)など、数多くの天才監督たちにその個性を愛され続け、ハリウッドで独自の地位を築き上げたコリン・ファレル。マクドナー監督とは『ヒットマンズ・レクイエム』『セブン・サイコパス』に続き、3度目のコラボレーションとなる。
コルムには『ヒットマンズ・レクイエム』でもコリン・ファレルと共演し、マクドナー監督の世界観に深みを与える、アイルランドが誇る名優ブレンダン・グリーソン。さらに超個性的な面構えと唯一無二の存在感で映画ファンを惹きつけてやまない、『聖なる鹿殺し』『エターナルズ』のバリー・コーガン。そして10代の頃からマクドナー監督に見出され、『スリー・ビルボード』に引き続き知的な美しさと存在感で観るものを魅了するケリー・コンドンが共演。
予告映像でも確認できるように、才気に満ちたセリフの応酬とともに喜劇と悲劇のはざまを揺れ続け、突然訪れるクライマックスに震撼する、まさに“マクドナー印”の本作は、8月31日(水)から開幕する第79回ヴェネチア国際映画祭でのコンペティション部門でのワールドプレミアに続き、9月8日(木)から開催のトロント国際映画祭での北米プレミアも決定。
マクドナー監督だけが描き得る、最高にエモーショナルで予測不可能な衝撃と感動、映画『イニシェリン島の精霊』は、2023年1月TOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
本土が内戦に揺れる1923年、アイルランドの孤島、イニシェリン島。島民全員が顔見知りのこの平和な小さい島で、気のいい男パードリックは長年友情を育んできたはずだった友人コルムに突然の絶縁を告げられる。急な出来事に動揺を隠せないパードリックだったが、理由はわからない。賢明な妹シボーンや風変わりな隣人ドミニクの力も借りて事態を好転させようとするが、ついにコルムから「これ以上自分に関わると自分の指を切り落とす」と恐ろしい宣言をされる。美しい海と空に囲まれた穏やかなこの島に、死を知らせると言い伝えられる“精霊”が降り立つ。その先には誰もが想像しえなかった衝撃的な結末が待っていた‥‥。
監督・脚本:マーティン・マクドナー
出演:コリン・ファレル、ブレンダン・グリーソン、ケリー・コンドン、バリー・コーガンほか
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2023年1月 TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
公式サイト searchlightpictures.jp