次世代を担う映像クリエイターの発掘·育成を目指し、オンライン動画配信サービス「Hulu」が立ち上げたプロジェクト、Hulu「U35クリエイターズ·チャレンジ」。その第2回グランプリを受賞した、応募当時18歳だった現役女子大生、瀬名亮。彼女が受賞の副賞として与えられた「Huluオリジナル新作の監督権」を活用して長編作品に初挑戦したHuluオリジナル「まだゆめをみていたい」の予告映像が公開された。
本作は、漫画家の夢を追う女子大生・前田夢子(中野有紗)を主人公にした、ハートフルファンタジー。漫画家志望の前田夢子は親友・与上芹香(菊池日菜子)と都内の大学に通いながら、絵を描いていた。ある日、自身の漫画が大手出版社の漫画雑誌で入賞。ヒットメーカーの編集者・新睦月(古川雄輝)と、まずは読み切り掲載を目指す。早々に生みの苦しみに直面する夢子は、実力を発揮できず落選。読み切りの切符は、夢子と同時入賞した安曇一樹(南琴奈)が手にした。自信を取り戻せないまま、次に挑戦するのは漫画家たちがしのぎを削る大型コンペ『マンガ未来大賞』。しかも大賞が取りやすい「恋愛」ジャンルに初挑戦することに。同年代の友達に疎外感を覚えながらも漫画と向き合うが、描きたいものが思うように描けない日々。ある晩、描いている漫画が夢として現れ、さらには考えた通りに動いてくれない、叶人(西垣匠)の存在を見つける。
主人公・前田夢子役には、映画『PERFECT DAYS』に出演し、カンヌ国際映画祭のレッドカーペットでも注目を集めた、中野有紗 。夢の中に現れる男・叶人役に、西垣匠 、夢子の幼馴染・与上芹香役に菊池日菜子 。そのほか、南琴奈 、HINA YOSHIHARAなど新進気鋭のキャストが揃う。また、前野朋哉、前田旺志郎、古川雄輝ら実力派キャストが脇を固め、数多くのアニメ作品の声優を務める、榎木淳弥が今回映画で初演技を披露する。