同名タイトルの人気ウェブトゥーン原作を映像化した新感覚ホラー、映画『憑依』。この度、本作の物語のカギを握る呪具への美術監督のこだわりとそれらを手に撮影に挑むキャストのメイキング写真が独占公開された。
本作は、古くから人間の体を転々としながら霊力を狩る悪鬼が、人間を器にしながら次々と憑依して襲い来る、韓国発の“新感覚”憑依ホラーエンターテインメント。主人公、霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博士を演じるのは、カン・ドンウォン。『別れる決心』『パラサイト 半地下の家族』などで助監督として経験を積んだキム・ソンシク監督がメガホンをとる。
本作で重要なカギを握るアイテムが、チョン博士(カン・ドンウォン)が使用した“霊に反応して鳴る鈴”や“霊を貫通する事の出来る七星剣”。
美術監督を担当した、Netflixオリジナル映画『ザ・コール』等で、完成度の高いプロダクションデザインを構築してきたペ・ジョンユンが特にこだわったという七星剣は、実際に行われている祈祷の儀式で使われる物を参考に、専門家の監修を経て制作された。伝統的なデザインに従いつつ、映画のストーリーに即した細工を取り入れて本作だけのオリジナルなビジュアルへと昇華させたという。
ペ・ジョンユンは「一見すると単なるアクセサリーのようですが、実は悪鬼を倒す特別なアイテムなんです。この作品ならではの面白さを最大限引き出す撮影ができるように、村でのアクションシーンでは光や方向を変えてアイテムの様々な姿を見せられるように調整しました。」とシーンに合わせて見せ方を変えるというこだわりを明かした。
映画『憑依』は、2024年9月6日(金)より全国ロードショー。
霊が全く視えないインチキ祈祷師のチョン博⼠は助⼿のインベと共に⾔葉巧みに依頼⼈を騙し、除霊と称した儀式でお⾦を儲けていた。ある⽇、ユギョンという若い⼥性から悪霊に取り憑いた妹を助けて欲しいという依頼を受ける。いつものように偽の除霊を⾏おうとすると、妹の⼈間離れした動きと気配からチョン博⼠の持っていた2つの呪具、鈴と七星剣が反応する。実はチョンは伝統ある祈祷師の末裔で、過去に起きた忌まわしい出来事により素性を隠して⽣きていた。チョンとユギョンはさらわれた妹を取り返す為に悪霊と対峙するが、霊の正体は古くからいる悪⻤で⼈間を器(に次々と憑依して襲い来る。いつどこで誰に憑依するか分からない恐怖のなか、やがてチョン⾃⾝にまつわる重⼤な秘密も明らかとなり‥‥。
監督:キム・ソンシク
出演:カン・ドンウォン、ホ・ジュノ、イ・ソム、イ・ドンフィ、キム・ジョンス 、パク・ソイ 他
配給:ツイン
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2024年9月6日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト hyoui