『岸辺の旅』『スパイの妻』など世界から高い評価を得る黒沢清監督のセルフリメイク作品、映画『蛇の道』。この度、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。
黒沢監督が自ら「これまでのキャリアの中で最高傑作ができた」と語る本作は、全編フランスロケ、フランス語にて撮影された、日仏共同製作による、完全版‟リベンジ・サスペンス”。
他人の復讐に協力する謎に包まれた主人公 精神科医の新島小夜子役には、柴咲コウ。殺された娘の復讐に燃える男・アルベール役をフランスで注目を浴びる俳優・ダミアン・ボナールが熱演。さらに、パリで精神科医として働く小夜子の元に通う患者・吉村役を西島秀俊、小夜子の夫・宗一郎役を青木崇高が演じる。
この度公開された本予告映像は、アルベールと小夜子が病院で出会い、協力して犯人と思われる男を誘拐、監禁し、徹底的に復讐を実行していく様子から始まる。「長かった復讐もゴール間近ね」とつぶやく小夜子に対し、アルベールが「君の協力のおかげだ」と感謝を伝え、この復讐は終わるはずだった。しかし、次のシーンで、娘の死がある組織の陰謀によるものだということが明らかとなると、物語は一気に加速していく。
小夜子の患者である吉村(西島秀俊)は処方された薬を飲み「まさかこれ毒じゃないですよね」とニヤリと不気味な笑みを浮かべ、さらに小夜子の夫・宗一郎(青木崇高)もオンライン越しに登場。不穏な空気が立ち込める中、「そろそろゲームを終わらせましょう?」という小夜子のセリフで予告は終わる。復讐の果てに待つ、衝撃の真相とは。
映画『蛇の道』は、2024年6月14日(金)より全国劇場公開。
何者かによって8歳の愛娘を殺された父、アルベール・バシュレは、偶然出会った精神科医の新島小夜子の協力を得て、犯人を突き止め復讐することを生きがいに、殺意を燃やす。とある財団の関係者たちを2人で拉致していく中で、次第に明らかになっていく真相。その先に待っているのは、人の道か、蛇の道か。
監督・脚本:黒沢清
原案:『蛇の道』(1998年大映作品)
出演:柴咲コウ、ダミアン・ボナール、西島秀俊、青木崇高
配給: KADOKAWA
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2024年6月14日(金) 全国劇場公開
公式サイト hebinomichi