Sep 25, 2023 news

「2人のピアニスト」「ジャズ」「ゴッドファーザー 愛のテーマ」映画のポイントを紐解く特別映像が公開  映画『⽩鍵と⿊鍵の間に』

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池松壮亮が2⼈のピアニストを演じ分ける、冨永昌敬監督最新作、映画『⽩鍵と⿊鍵の間に』の4種類の特別映像が公開された。

舞台は昭和末期、夜の街・銀座。未来に夢を⾒る「博」と夢を⾒失っている「南」。2⼈のピアニストの運命が⼤きく狂い出す⼀夜を描く。

原作はジャズミュージシャンで、エッセイストとしても才能を発揮する南博の『⽩鍵と⿊鍵の間に-ジャズピアニスト・エレジー銀座編-』。ピアニストとしてキャバレーや⾼級クラブを渡り歩いた3年間の⻘春の⽇々を綴った回想録だが、共同脚本を⼿がけた冨永昌敬監督と⾼橋知由が⼀夜の物語に⼤胆にアレンジ。南博がモデルの主⼈公を「南」と「博」という2⼈の⼈物に分けて、“3年”におよぶタイムラインがメビウスの輪のようにつながる“⼀夜”へと誘う。

この度公開されたのは、映画の4つのテーマに沿った世界観を表現する特別映像。ひとつは、主演の池松壮亮が1人2役で演じるジャズピアニスト・博と南をメインに描いた【二人のピアニスト】ver.。

劇中で“弾いてはならないあの曲”として重要な意味を持つ「ゴッドファーザー 愛のテーマ」が流れる【ゴッドファーザーのテーマ】ver.では、池松自身が奏でる“あの名曲”とともに、次々と事件が巻き起こるたった一夜の銀座の狂騒を予感させる。

さらに、【ジャズ・セッションA】ver.では、シンガー・リサを演じるクリスタル・ケイ、近年東京の音楽シーンで活躍している気鋭のサックス奏者、松丸契らが揃って登場。元男闘呼組・高橋和也演じるバンマス、三木もギター片手にサウンドに彩りを添える。

【ジャズ・セッションB】ver.では、池松壮亮と松丸契の2人による、即興的演奏シーンにフィーチャー。ゴミ捨て場に捨て置かれたピアノとサックスの音色と共に、後ろを走る電車の音までもが音楽の一部かのような見事なシーンが切り取られている。

映画『白鍵と黒鍵の間に』は2023年10月6日(金)より全国公開。

作品情報
映画『白鍵と黒鍵の間に』

昭和63年の年の瀬。夜の街・銀座では、ジャズピアニスト志望の博が場末のキャバレーでピアノを弾いていた。博はふらりと現れた謎の男にリクエストされて、“あの曲”こと「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。“あの曲”をリクエストしていいのは銀座界隈を牛耳る熊野会長だけ、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト、南だけだった。夢を追う博と夢を見失った南。2人の運命はもつれ合い、先輩ピアニストの千香子、銀座のクラブバンドを仕切るバンマス・三木、アメリカ人のジャズ・シンガー、リサらを巻き込みながら、予測不可能な“一夜”を迎えることに‥‥。

監督:冨永昌敬

原作:南博「白鍵と黒鍵の間に」(小学館文庫刊)

出演:池松壮亮、仲里依紗、森田剛、クリスタル・ケイ、松丸契、川瀬陽太、杉山ひこひこ、中山来未、福津健創、日高ボブ美、佐野史郎、洞口依子、松尾貴史、高橋和也

配給:東京テアトル

©2023 南博/小学館/「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会

2023年10月6日(金) テアトル新宿ほか全国公開

公式サイト hakkentokokken