2019年に放送され、多くの作品ファンを生み出したドラマ「グランメゾン東京」。この度「グランメゾン東京」が、舞台をパリに移して映画化されることが発表された。
木村拓哉演じる、料理に人生をかけるフランス料理のシェフ・尾花は、己の慢心が招いた重大事件によって、パリで二つ星を獲得した店と仲間をすべて失ってしまう。ドラマ「グランメゾン東京」は、そんな時どん底まで転落した尾花が、鈴木京香演じる女性シェフ・倫子と出会い、もう一度シェフとして生き直し、周囲と衝突しながらも日本で三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する物語。
2024年冬には「グランメゾン東京」が三つ星を獲得した後を描くスペシャルドラマが放送される予定だが、この度、映画化も発表された。
今回の映画は、フランス料理の本場・パリが舞台。3月には実際にパリで大規模なロケ撮影も行われ、木村をはじめとした主要キャストは、劇中で日本語のセリフと変わらない量のフランス語での芝居にも挑戦した。
主演を務めるのは、木村拓哉。木村の主演ドラマが映画になるのは、2015年公開の『HERO』以来、約9年ぶり。
木村演じる尾花を支える右腕のシェフ・早見倫子を演じるのは鈴木京香。さらに、沢村一樹、及川光博をはじめ、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、寛一郎、吉谷彩子、、冨永愛ら、連続ドラマのキャスト陣も再集結。スタッフ陣も塚原あゆ子監督と脚本・黒岩勉のタッグが続投する。
そして、2020年、実際にアジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが本映画の料理監修を担当する。