Mar 02, 2023 news

永瀬正敏主演、甲本ヒロトほかミュージシャンたちからもエール 映画『GOLDFISH』

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デビュー43周年を迎えてなお熱烈なファンに支持されるパンクバンド “亜無亜危異”のギタリストである藤沼伸一が初挑戦した長編映画『GOLDFISH』の予告映像が公開された。

本作は、10代でメジャーデビューしたバンド「ガンズ」が空白の時を経て、50代で再結成する顛末を描いていて、ミュージシャンの苦悩や挫折、孤独感などの普遍的テーマにも内側から触れられている作品である。タイトルの『GOLDFISH』には、金魚は鮒が品種改良され観賞用として売買されており、エンターテイメントは金魚のような存在なのではないかという監督の思いが込められている。どの世界でも日々何者かに飼われているかもしれない我々に向かって、「あなたは何者?」「どう生きるんだ?」と問いかけてくる渾身の物語である。

また、陣内孝則、甲本ヒロト、チバユウスケ、奈良美智、三代目魚武濱田成夫から本作へ向けて、エールともいえるメッセージが届き、立川談慶、大槻ケンヂ、PANTA、PERSONZ、ダイアモンドユカイ、町田康、漫画家の𠮷田聡など(順不同)、錚々たるミュージシャンや著名人たちからも続々とコメントが寄せられており、今後公式HPや劇場販売用パンフレット等で明かされる予定である。

【コメント】

■陣内孝則
藤沼が?映画監督?なんで?少々驚いた。でも作品を観てみたら、バンドマンの監督だからこその、ポップコーンムービーじゃない、ヒリヒリするような青春のアリバイとバンド映画のリアルを感じた作品だった。藤沼伸一の新たな才能に嬉しくなった作品です。

■甲本ヒロト(ザ・クロマニヨンズ)
どうしようもねえ奴らが集まって、だけどコイツらにしか出来ねえことをやる。そんなバンドがかっこいい。アナーキーもそうだ。この映画は、藤沼伸一にしか出来ねえこと、だと思った。いつもかっこいいです。

■奈良美智(美術家)
過去を懐かしむのはまっぴら御免!ハッピーな同窓会なもんか!世の中は相変わらずくだらないが、令和の今から投げかけてくる、大人になった俺たち世代への自問自答。答えが降って来るわけじゃないが、俺たちはまだ死んじゃいない。

■チバユウスケ(The Birthday)
笑って泣いて、泣いて笑った。
また今から生きるよ。
ありがとう 藤沼さん

■三代目魚武濱田成夫(詩人)
“金魚でいるべきか?鮒でいるべきか?それが問題だ。”
あとは、自分で考えろ!ってことですよね!伸一さん。

映画『GOLDFISH』は、2023年3月31日(金)より全国順次公開。

作品情報
映画『GOLDFISH』

80年代に社会現象を起こしたパンクバンド「ガンズ」。人気絶頂の中、メンバーのハル(山岸健太)が傷 害事件を起こして活動休止となる。 そんな彼らが、30年後にリーダーのアニマル(渋川清彦)の情けなくも 不純な動機をきっかけに、イチ(永瀬正敏)が中心となり再結成へと動き出す。 しかし、いざリハーサルを 始めると、バンドとしての思考や成長のズレが顕になっていく。 ためらいながらも、音楽に居場所を求めよう と参加を決めたハル(北村有起哉)だったが、空白期間を埋めようとするメンバーたちの音も不協和音にし かならず、仲間の成長に追い付けない焦りは徐々に自分自身を追い詰めていった。 そして、以前のよう に酒と女に溺れていったハルの視線の先に見えてきたものは‥‥。

監督:藤沼伸一

出演:永瀬正敏、北村有起哉、渋川清彦 /町田康 /有森也実、増子直純(怒髪天)、松林慎司、篠田諒、山岸健太、長谷川ティティ、成海花音

配給:太秦

©2023 GOLDFISH製作委員会

2023年3月31日(金) シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開

公式サイト goldfish-movie.jp