Jun 09, 2022 news

Netflixイベント《Geeked Week》開催中!『七つの大罪』スピンオフなどアニメ最新情報&映像が一挙公開

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世界最大級のオンラインストリーミングサービスを提供するNetflixは、アメリカ時間6月6日(月)~10日(金)( 日本時間:7日(火)~11日(土) )にわたってオンラインイベント《Geeked Week(ギークドウィーク)》を開催中。その【Day3:アニメ】にて、ホラー、ミステリー、SF、アドベンチャーなどあらゆるジャンル勢揃いのアニメの最新情報や映像を一挙に発表。

中でも日本発アニメの新作情報が盛りだくさん。脚本・安達寛高(乙一)×キャラクターデザイン・天野喜孝が手掛けるスペースホラー「exception」の場面写真や、冲方丁原作、肥塚正史監督、WIT STUDIOで贈る「ムーンライズ」の制作決定&ティザービジュアル、大ヒットアニメ「七つの大罪」シリーズのスピンオフ映画『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編』の配信月が12月に決定&キャラクターのネーム資料、“ホラー漫画界の鬼才”による新プロジェクト「伊藤潤二『マニアック』」制作決定&伊藤潤二による紹介映像、累計180万部突破の大人気コミックが原作の「異世界おじさん」の配信決定&場面写真などが続々と公開された。


■「exception」 ※2022年全世界独占配信

小説家・映画監督として活動し、「ジョジョの奇妙な冒険」を題材にした小説「野良犬イギー」でも知られる安達寛高(乙一)脚本、ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズのキャラクターデザイン等で知られる天野喜孝がキャラクターデザインを務める、“恐怖”のスペースホラー。物語の舞台ははるか遠い未来。地球を追われ、テラフォーミングの対象となった惑星に到着した先遣隊。生体3Dプリンターを使い“人間”を出力し“住人”を増やそうとするが、その過程で思わぬ事故が起き、出力中のひとりに致命的なエラーが発生。それをきっかけに、次々と予測不能な事態が先遣隊に降りかかることとなるが、彼らの運命は果たして?現代的なテーマも盛り込まれ、“恐怖”を身近に感じてしまうこと間違いない。

■「ムーンライズ」 ※制作決定、全世界独占配信予定

「天地明察」で数々の賞を受賞し、「蒼穹のファフナー」「PSYCHO-PASS サイコパス」など人気アニメのシリーズ構成・脚本も務める、小説家・脚本家の冲方丁が原作のアニメシリーズ。舞台はTS西暦2XXX年。人類は“緩やかな世界政府”を樹立。全ては国際AIネットワーク〈サピエンティア〉に委ねられ、人々はその合理的判断に従って生活を送っていた。しかし〈サピエンティア〉が進めた“月開拓事業”は、汚染物や犯罪者を月に送ることで平和を保つ地球と、貧困な生活を強いられる月の格差を生み、独立戦争の火種となりつつあった。ある日、爆破テロに巻き込まれた 主人公のジャックは、地球からの解放を企てていた月の反乱軍によって家族を奪われる。復讐を誓ったジャックは、地球軍の調査兵として仲間と共に月へ向かうことを決意。

「進撃の巨人」等を手掛けてきた肥塚正史が本作の監督を務め、「ついにこの日が来ました。これまで多くの方々と練り上げ、準備してきたこの「ムーンライズ」というタイトルを皆さんにお伝えする時を迎え、武者震いが止まらないです。この作品で最高のクリエイター達と出会い、最高の作品を作れると確信しています!月を舞台に織りなすSFアクション・エンターテインメントアニメ!お楽しみにお待ちください!」と熱く語っている。

■『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編』 ※2022年12月全世界独占配信

大ヒットアニメ「七つの大罪」シリーズのスピンオフ作品であり、原作者の鈴木央先生描き下ろしで贈る本作。前編・後編に分けて、「七つの大罪」本編の主人公・メリオダスとエリザベスの息子であるトリスタンを軸に、新たな物語が展開されていく。

前編の配信月と併せて解禁されたのは、「週刊少年マガジン」本誌でのみで掲載されていた、原作者・鈴木央による貴重なキャラクターのネーム資料。トリスタンの姿をはじめとして、謎の妖精族・タイロンやクルミルたちの姿や巨人族の娘・ミニカに加え、聖騎士の集団〈蒼天の六連星〉のひとりとして、かつてリオネス王国に仕えたデスピアスの年齢を重ねた姿までも。両親から大きな力を受け継いだものの、その制御に悩むトリスタンは、新たな仲間と出会い、愛する家族を守るためエジンバラ城へ向かうことに。まだ誰も見たことないの“七つの大罪の物語”が始まる。

■「伊藤潤二『マニアック』」 ※2023年全世界独占配信

日本を代表するホラー漫画家、伊藤潤二氏の漫画を題材にした新プロジェクトが始動。伊藤潤二作品の中で20タイトルが「伊藤潤二『マニアック』」としてアニメ化されることが決定し、併せて伊藤本人による紹介映像が解禁。これまで数々の作品で読者を奇怪な世界へ導き、伊藤潤二ワールドの“被害者”を今もなお生み出す。今回発表された、新たに映像化される3作品はどれも珠玉の名作ばかり。

まずは、デビュー作にして代表作「富江」シリーズ。男たちを虜にし破滅へと導く美少女につきまとわれる恐怖を描く。関係性のもつれにより殺されてしまっても、平然と蘇る富江‥‥。美しさとグロテスクさが同居した唯一無二の作品。続いて「双一」シリーズ。陰気な性格で、常に釘を咥えている少年・双一が、呪いで人々を恐怖におとし込む様を笑いも交えつつ描く。そして「首吊り気球」。伊藤曰く「巨大なアドバルーンに首を吊られた死体がぶら下がったものが、空に浮かんでいるイメージ」から作り上げたという本作は、奇怪な設定とビジュアルで、読者の記憶に強い恐怖を刻んでいる。これらのタイトルを、多くの才能豊かなアニメーターが映像化に挑戦。伊藤は、「彼らの創造力が、私のキャラクターたちを、どのような不気味な世界へ導いていくのか楽しみでなりません」と期待を語っている。