2026年カンヌ国際映画祭で最高賞〈パルムドール〉を受賞した映画『FJORD フィヨルド』。このたび本作の予告映像が公開された。
敬虔なキリスト教徒であるゲオルギュー家は、父ミハイ(セバスチャン・スタン)の両親の死をきっかけに、ルーマニアから妻リスベット(レナーテ・レインスヴェ)の母親の住むノルウェーの人里離れたフィヨルドに面した村にやってくる。ゲオルギュー家の長女エリアと、隣人家族の一人娘であるノーラはすぐに打ち解け、親しくなっていく。しかしエリアが体にあざを負って学校に現れたとき、周囲のコミュニティそして児童福祉局は、ミハイとリスベットによる伝統的な教育が、エリアのあざと関係があるのではないかと疑い始める。
監督を努めたルーマニアの気鋭クリスティアン・ムンジウは、2007年の『4ヶ月、3週と2日』以来、2度目となるカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた。ルーマニア出身で『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』やハリウッドでも活躍するセバスチャン・スタン、ノルウェー出身で『センチメンタル・バリュー』『バックルームズ』など、話題作への出演が続くレナーテ・レインスヴェを主演に迎えた本作は、カンヌ国際映画祭では批評家連盟賞、エキュメニカル賞を含めたトリプル受賞を果たした。
北米ではNEONによる配給が決定し、2027年アカデミー賞 国際長編映画賞ルーマニア代表に選出されるなど、賞レースを賑わす一作として熱い視線を集めている。開催中の東京国際映画祭ではガラ部門にて出品され、チケットはすぐさま完売するなど、日本でも高い注目を集めている。
このたび公開された予告映像では、娘エリアの頬と体に見つかったあざからミハイとリスベットに虐待の疑惑が寄せられ、良き隣人にも「あなたも私たちが虐待をしていると思ってるのでは?」と疑念を向け始めるリスベット。すべては子どもたちを取り戻すため、ミハイは祖国ルーマニアを巻き込んだメディア合戦を開始し、リスベットは寒空の下を奔走する。冷気が伝わってくるような空の下、彼らを待ち受ける運命とは‥‥。
「虐待を疑われ、子どもと引き離される両親」という衝撃的な事実に基づく題材を映画化した監督は、「この映画の制作を通じて、私は探求し、学び、疑い、そして理解しようと努めてきました」と語る。愚かだが決して憎めない人間の姿と、背景にある社会の歪みを我々に突き付けてきたクリスティアン・ムンジウ監督が初めてスター俳優をキャスティングし、英語を含む多言語での撮影に臨んだ本作。新たな到達点を息を呑んで見守りたい。
映画『FJORD フィヨルド』は、2027年2月19日(金)より公開。

敬虔なキリスト教徒であるゲオルギュー家は、父ミハイの両親の死をきっかけに、ルーマニアから妻リスベットの母親の住むノルウェーの人里離れたフィヨルドに面した村にやってくる。ゲオルギュー家の長女エリアと、隣人家族の一人娘であるノーラはすぐに打ち解け、親しくなっていく。しかしエリアが体にあざを負って学校に現れたとき、周囲のコミュニティそして児童福祉局は、ミハイとリスベットによる伝統的な教育が、エリアのあざと関係があるのではないかと疑い始める。
監督・脚本:クリスティアン・ムンジウ
出演:セバスチャン・スタン、レナーテ・レインスヴェ
配給:ファインフィルムズ
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2027年2月19日(金) TOHOシネマズ 日比谷他全国公開
公式サイト fjord-movie