エストニア・イギリス合作映画『ファイアバード Firebird』のティザー予告2種類とポスターイメージが公開された。
本作はロシアの無名の俳優セルゲイ・フェティソフが書き遺した回想録「ロマンについての物語」を、ペット・ショップ・ボーイズの “Together” や Mody の “Wait for Me”、BBC ワールド制作のライブドキュメンタリー「Robbie Williams:Fans Journey to Tallinn」の監督・プロデューサーとして知られている、エストニア出身のペーテル・レバネが映画化。『ブロークバック・マウンテン』や『アナザー・カントリー』を彷彿とさせる “秘められた愛” が、繊細かつ壮大なスケールで描かれる。
主演には東西欧州の新星イケメン俳優が競演。『博士と彼女のセオリー』『キングスマン』のトム・プライヤーと、ウクライナ出身のオレグ・ザゴロドニーが、冷戦時代ソビエト占領下のエストニアを舞台に、当時決して許されるものではなかった愛の物語をリアルに演じる。
この度公開された2種類のティザー予告映像は、愛の衝動を表現した「Emo Ver.」と、主人公セルゲイとロマンの埋められぬ愛の距離感を切なく表現した「Feel Ver.」。
映画『ファイアバード Firebird』は、2024年2月9日(金)より公開。
1970年代後期、ソ連占領下のエストニア。モスクワで役者になることを夢見る若き二等兵セルゲイは、間もなく兵役を終える日を迎えようとしていた。そんなある日、パイロット将校のロマンが、セルゲイと同じ基地に配属されてくる。セルゲイは、ロマンの毅然としていて謎めいた雰囲気に一瞬で心奪われる。ロマンも、セルゲイと目が合ったその瞬間から、体に閃光が走るのを感じていた。写真という共通の趣味を持つ2人の友情が、愛へと変わるのに多くの時間を必要としなかった。しかし当時のソビエトでは同性愛はタブーで、発覚すれば厳罰に処された。一方、同僚の女性将校ルイーザもまた、ロマンに思いを寄せていた。そんな折、セルゲイと
ロマンの関係を怪しむクズネツォフ大佐は、2人の身辺調査を始めるのだった。
監督:ペーテル・レバネ
原作:セルゲイ・フェティソフ「ロマンについ
ての物語」
出演:トム・プライヤー、オレグ・ザゴロドニー、ダイアナ・ポザルスカヤ
配給:リアリーライクフィルムズ
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2024年2月9日(金) 新宿ピカデリー他にて公開
公式サイト firebird