日本発の世界的大ヒットゲームを実写化した、映画『8番出口』。この度、二宮和也が主人公“迷う男”を演じ、川村元気が監督・脚本を務めることが発表された。あわせて、公開日が決定し、特報映像とポスタービジュアルが公開された。

2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEがたったひとりで制作し、全世界累計150万ダウンロードを突破、瞬く間に社会現象となった、“異変”探し無限ループゲーム「8番出口」 。国内外を問わず熱狂的なファンが存在しており、映画『8番出口』もすでに15以上の国と地域での公開が決定している。

そんな本作の主演を務めるのは、二宮和也。『硫黄島からの手紙』『母と暮せば』『ラーゲリより愛を込めて』など、俳優としても確かな道を歩み続けてきた二宮が、役者人生で初めて、名前のない主人公を熱演する。
メガホンをとるのは、数々のヒット映画を企画・プロデュースしてきた川村元気。長編映画の監督を務めるのは、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した初監督作『百花』以来、2度目となる川村監督が、二宮と初のタッグを組む。
【コメント】
▼迷う男/二宮和也
とにかく川村【監督】とご一緒したいと思っていたので、お声を掛けていただいたのが嬉しくて参加出来てよかったなと思いました。この作品は中々言語化が難しいのですが、我々のこだわりの一秒一秒を早く皆様に観ていただきたいと思っております。では、異変にお気をつけて、、皆様が映画館から出られる事を祈っております。
▼監督・脚本/川村元気
超日本的に整理された地下通路における、混乱と恐怖の無限ループ。『8番出口』に出会った時、これは日本発の世界で勝負できる「発明」だと興奮しました。でも、いったいどんな映画になるのか? 今まで映画を四十本以上作ってきて、これほどまでにどんな映画になるのかわからない作品はなかった。けれども、それこそが映画館で体験したいエンタテインメントだとも思いましたし、自分が監督としてチャレンジするのならばそういう作品でありたいと思いました。二宮和也さんは、まるで意思を持ったかのように異変を見せながら無限にループする地下通路に迷い込んだ主人公です。彼の役には名前がありません。恐ろしいことや不思議なことが日々起こる「現代」において、困難な「現実」をサバイブしていく「人間」を演じてもらいました。二宮さんは、セリフやアクションで発散する芝居も素晴らしいのですが、それ以上に「惹きつける」芝居が抜群だと思っています。ただ歩いている、ただなにかを見ている。それだけでも観客が前のめりで観てしまう、視線を惹きつける力がある俳優。それは『硫黄島からの手紙』でクリント・イーストウッド監督が発見した彼の最大の魅力だと思っていて、それを『8番出口』では存分に活かしたいと思いました。脚本の段階から撮影の現場まで、彼の豊富なアイデアに、その多彩な演技に、大いに助けてもらいました。
映画『8番出口』は、2025年8月29日(金)全国公開。

異変を見逃さないこと。
異変を見つけたら、すぐに引き返すこと。
異変が見つからなかったら、引き返さないこと。
8番出口から、外に出ること。
監督: 川村元気
原作:KOTAKE CREATE「8番出口」
出演:二宮和也、河内大和
配給:東宝
©2025 映画「8番出口」製作委員会
2025年8⽉29⽇(⾦) 全国公開
公式サイト exit8-movie.toho.co.jp