Apr 27, 2022 news

カンヌ国際映画祭オープニング作品だと‥‥あの大ヒット作『カメラを止めるな!』をアカデミー賞監督がまさかの超絶リメイク 映画『キャメラを止めるな!』予告映像公開

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2018年、監督もキャストも無名にもかかわらず、熱狂的な口コミが日本列島を駆け巡り、観客動員数220万人、興行収入31億円を突破し、社会現象を巻き起こした『カメラを止めるな!』。海外でも大ブームとなり、昨夏発表された、オスカー監督ミシェル・アザナヴィシウスによるリメイクは、クランクイン前から大きな注目を集めていた。

恐ろしいほどの本気度で制作されたフランス・リメイク版、映画『キャメラを止めるな!』(邦題)が遂に完成し、来月開催される第75回カンヌ映画祭オープニング作品としてプレミア上映される。これに先駆け、予告映像が公開された。

予告映像は、オリジナル版の冒頭と同じく、ゾンビ映画のクライマックスで監督が女優を罵倒するシーンから始まり、その後も、もしかしたらオリジナル版と脚本は同じか?という見覚えのあるシーンが続いたところで、まさかの大サプライズ。
オリジナル版で、現場を混乱に陥れた最大の元凶のプロデューサー役で強烈なインパクトを残した、竹原芳子の姿が映し出される。演じたのは、映画『カメラを止めるな!』での劇中劇「ONECUT OF THE DEAD」のリメイク企画を依頼するプロデューサー。

オリジナル版では、竹原芳子演じるプロデューサーは30分1カットで描く生中継のゾンビ映画の制作を依頼したが、『キャメラを止めるな!』は、「カメ止め」の劇中劇が世界中で大ヒットしたという世界で、同じ設定で映画制作を依頼する。つまり、リメイク映画の劇中劇がリメイク企画、という構造となっているのだ。コッテコテの大阪弁の小柄でおかっぱ頭の女性を前に、フランス映画界の超名優ロマン・デュリスが困惑する姿には、思わず、ニヤリとさせられる。

予告映像のラストでは、いち早く本編を鑑賞した上田慎一郎監督から、「そうきたか!新たなキャラ、新たなトラブル、新たな展開‥‥。アツアツのリメイクに、本物の涙が溢れ出ました。」と惜しみない賛辞も寄せられている。

本作で主演をつとめるのは、主人公の映画監督役のフランス屈指の人気俳優ロマン・デュリス(『真夜中のピアニスト』『タイピスト!』)と、その妻役のベレニス・ベジョ(『アーティスト』、『ある過去の行方』)。
オスカー監督とフランス映画界を代表する名優がタッグを組み、さらに、現代の映画音楽界を代表するアレクサンドル・デスプラが音楽を担当。

私たちの愛すべきB級映画が、オリジナルを深くリスペクトされがら、フレンチのおしゃれな笑いと最先端のアートをきかせ、オスカー仕込みの大感動のエンターテイメントに超進化した。

映画『キャメラを止めるな!』は7月15日(金)より全国公開。

作品情報
映画『キャメラを止めるな!』

「山奥の廃墟でゾンビ映画の撮影が進められていたが、俳優たちの下手な演技にキレた監督が、本物のゾンビを召喚してクルーを襲わせ、超リアルな映像をモノにする!」という日本で大ヒットした映画のリメイクを30分間生放送、カメラ1台でワンカット撮影するよう依頼されたのは、フランスの監督。現場には、監督志望だが純粋すぎて空気の読めない彼の娘と、熱くなると現実とフィクションの区別がつかない妻も加わり大混乱! 問題ばかりの製作チームは、まったく話のかみ合わない日本人プロデューサーとのバトルを乗り越え、ラストシーンまで完走できるのか? フランスでも映画を愛する者の誓いはひとつ! 何があっても、カメラは止めない!

監督・脚本:ミシェル・アザナヴィシウス

出演:出演:ロマン・デュリス、ベレニス・ベジョ、グレゴリー・ガドゥボワ、フィネガン・オールドフィールド、マチルダ・ルッツ、竹原芳子

配給:ギャガ

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2022年7月15日(金) 全国公開

公式サイト https://www.gaga.co.jp