スティーブン・スピルバーグが、ピューリッツァー賞受賞のアリス・ウォーカーによる同名小説を原作に実写映画化した、映画『カラーパープル』。この度、本作が、ミュージカル映画としてスクリーンに蘇る。この度、新たな『カラーパープル』で監督を務めた、新鋭ブリッツ・バザウーレ監督にフォーカスした特別映像が公開された。
ハリウッドの巨匠スティーブン・スピルバーグによる“伝説”の作品が、38年の時を経て、ミュージカル映画としてスクリーンに蘇る。プロデューサーはスピルバーグをはじめ、オリジナル版で映画初出演にしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたオプラ・ウィンフリー、オリジナル版でアカデミー賞作曲賞と歌曲賞にノミネートされたクインシー・ジョーンズらが務め、希望と自己肯定感を求める女性たちの姿をエモーショナルにとらえた力強いミュージカル映画が誕生した。
この度公開された映像の冒頭は、「COLOR PURPLE Let’s GO!!」というキューで始まる。本作の監督に大抜擢されたブリッツ・バザウーレは「監督の打診が来たとき、ハードルが高すぎて自分には無理だと思った。ピューリッツァー賞を受賞し、スピルバーグが映画化し、舞台はトニー賞を受賞」と、原作、オリジナル版、ブロードウェイ版と輝かしい歴史を重ねてきた作品をリスペクトし、新たな作品への挑戦に重責を感じたと明かす。
続いて、『イン・ザ・ハイツ』などにも出演するコーリー・ホーキンズが登場、「ブリッツの映画は細部へのこだわりが完璧なんだ」と監督の細心の気配りに感心したと語る。製作のスコット・サンダースは「ビヨンセの映像作品でブリッツに監督を依頼した時、音楽もできると知った」とバザウーレ監督が抜擢された経緯を説明。
オリジナル版の監督で、新作のプロデューサーでもあるスティーブン・スピルバーグは、音楽、映像に精通しているバザウーレを「彼以上の適任はいない」と讃えている。
映画『カラーパープル』は、2024年2月9日(金)より公開。
優しい母を亡くし横暴な父の言いなりとなったセリーは、父の決めた相手と結婚し、自由のない生活を送っていた。さらに、唯一の心の支えだった最愛の妹ネティとも生き別れてしまう。そんな中、セリーは自立した強い女性ソフィアと、歌手になる夢を叶えたシュグと出会う。彼女たちの生き方に心を動かされたセリーは、少しずつ自分を愛し未来を変えていこうとする。そして遂に、セリーは家を出る決意をし、運命が大きく動き出す。
監督:ブリッツ・バザウレ
原作:アリス・ウォーカー
製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ
出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、H.E.R.、ハリー・ベイリー他
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2024年2月9日(金) 公開
公式サイト colorpurple