Nov 10, 2023 news

9歳の少女が過ごしたかけがえのない夏休みを描く、アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート作 映画『コット、はじまりの夏』24年1月日本公開

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第72回ベルリン国際映画祭で国際ジェネレーション部門グランプリを受賞、本年度の第95回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートをはじめ、世界の映画賞でも高く評価された、映画『コット、はじまりの夏』の日本公開が決定し、ポスタービジュアルと場面写真が公開された。

1981年、夏のアイルランドを舞台に、9歳の少女コットの成長とはじまりを描いた本作は、『わたしは最悪。』『燃ゆる女の肖像』など作家性の強い才能を世に送り出して来た気鋭のスタジオ、NEONが北米配給権を獲得。

監督・脚本は、これまでドキュメンタリー作品を中心に子どもの視点や家族の絆を誠実に映し出してきたコルム・バレード。長編劇映画初監督となる本作で、コットがキンセラ夫婦との生活の中で初めて触れた深い愛情、自己を解放し成長していく姿を、丁寧に描く。

さらに本作で鮮烈デビューを果たした主人公コット役のキャサリン・クリンチは、史上最年少の12歳でIFTA賞主演女優賞を獲得。寡黙だった少女が生きる喜びにあふれていくさまを、繊細な演技で表現している。

映画『コット、はじまりの夏』は、2024年1月26日(金)より全国公開。

作品情報
映画『コット、はじまりの夏』

1981年、アイルランドの田舎町。大家族の中でひとり静かに暮らす9歳の少女コットは、夏休みを親戚夫婦のキンセラ家のもとで過ごすことに。寡黙なコットを優しく迎え入れるアイリンに髪を梳かしてもらったり、口下手で不器用ながら妻・アイリンを気遣うショーンと一緒に子牛の世話をしたり、2人の温かな愛情をたっぷりと受け、一つひとつの生活を丁寧に過ごすうち、はじめは戸惑っていたコットの心境にも変化が訪れる。緑豊かな農場で、本当の家族のようにかけがえのない時間を重ねていく中で、コットはこれまで経験したことのなかった生きる喜びを実感し、やがて自分の居場所を見つけていく。

監督:コルム・バレード

原作:クレア・キーガン「Foster」

出演:キャリー・クロウリー、アンドリュー・ベネット、キャサリン・クリンチ、マイケル・パトリック

配給:フラッグ

© Inscéal 2022

2024年1月26日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町 新宿シネマカリテ 渋谷ホワイトシネクイントほか全国公開

公式サイト caitmovie