May 09, 2023 news

坂東龍汰、宮田俊哉が追加キャストに決定 津軽塗を通して堀田真由と小林薫が紡ぐ父娘の絆 映画『バカ塗りの娘』

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第1回「暮らしの小説大賞」を受賞した、髙森美由紀の「ジャパン・ディグニティ」を主演、堀田真由、鶴岡慧子監督で映画化する『バカ塗りの娘』。この度、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。さらに、既に発表されていた小林薫らキャストに加え、坂東龍汰、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)が出演していることも明らかになった。

世界中から注目を集める漆器は、日本人の暮らしに欠かすことのできない、大切な日用品であり、芸術品。本作では「バカ塗り」と呼ばれる、青森の津軽塗のひとつひとつの工程を丁寧に映し出し、津軽塗職人を目指す娘・美也子と寡黙な父・清史郎が、漆や家族と真摯に向き合う姿を描く。

主人公、美也子を演じるのは、堀田真由。津軽塗職人の父・清史郎には、日本映画界には欠かせない俳優、小林薫。2人は実際に地元の職人から津軽塗の技法を教わり撮影に挑んだ。

監督は、初長編作『くじらのまち』でベルリン国際映画祭、釜山国際映画祭などの映画祭で高い評価を得たのち、西加奈子の小説「まく子」の映画化も手掛けた鶴岡慧子。四季折々の風景や、土地に根付く食材と料理、人々の魅力を織り交ぜながら、つらい時、楽しい時を塗り重ねるように日々を生きる父娘が、津軽塗を通して家族の絆を繋いでいく様子が描かれる。

【コメント】

▼青木ユウ役:坂東龍汰
鶴岡監督の映画がとても好きなので今回お話をいただいた時は素直にとても嬉しく楽しみでした。キャストの皆様とも以前に共演させていただいた方ばかりだったのでこの皆さんと家族になるんだと思うと安心感がありました笑
ロケ地である弘前市はとても美しい場所で毎日綺麗な空気を吸いながら土地に宿った力に身を任せ演じられました。津軽塗りの美しい職人技、静けさの中に響く音や画面いっぱいに広がる鮮やかな色は見ていて聞いていて一瞬で引き込まれうっとりしてしまいました。
家族のことを思い出して温かい気持ちになれる映画になっていると思います。
是非楽しみに公開を待っていていただけると嬉しいです。

▼鈴木尚人役:宮田俊哉(Kis-My-Ft2)
映画に出演する機会がこれまであまり無く、この作品のお話を聞いた時は嬉しかったです。青森の漆という文化を深く知るきっかけになり自分にとって凄く学びになりました。
映画を拝見させて頂き、この作品の時間は緩やかに流れていて普段忙しなく生きている僕にとってはとても緩やかな良い時間を過ごすことが出来ました。そして何より優しい気持ちになれる作品だと思いました。
主人公の美也子が淡い想いを寄せる花屋という役だったのですが、初めての挑戦が沢山あってやり甲斐を凄く感じ、とても幸せでした。
堀田さんや小林さんは本当に大変な撮影だったと思いますが、空き時間に色々なお話をしてくださって楽しかったです。
楽屋では坂東さんがムードメーカーで凄く明るくて和やかな空気感を作ってくれました。

映画『バカ塗りの娘』は、2023年9月1日(金)より全国公開。8月25日(金)より青森県先行公開。

作品情報
映画『バカ塗りの娘』

青木家は津軽塗職人の父・清史郎と、スーパーで働きながら父の仕事を手伝う娘・美也子の2人暮らし。家族より仕事を優先し続けた清史郎に母は愛想を尽かせて出ていき、家業を継がないと決めた兄は自由に生きる道を選んだ。美也子は津軽塗に興味を持ちながらも父に継ぎたいことを堂々と言えず、不器用な清史郎は津軽塗で生きていくことは簡単じゃないと美也子を突き放す。それでも周囲の反対を押し切る美也子。その挑戦が、バラバラになった家族の気持ちを動かしていく。

監督:鶴岡慧子

脚本:鶴岡慧子、小嶋健作

出演:堀田真由、坂東龍汰、宮田俊哉、片岡礼子、酒向芳、松金よね子、篠井英介、鈴木正幸、ジョナゴールド、王林、木野花、坂本長利、小林 薫

原作:髙森美由紀「ジャパン・ディグニティ」(産業編集センター刊)

配給:ハピネットファントム・スタジオ

©2023「バカ塗りの娘」製作委員会

2023年9月1日(金) 全国公開 / 8月25日(金) 青森県先行公開

公式サイト bakanuri-movie/