アカデミー賞へのノミネーション数が、『ザ・ファイター』『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』の3作品で25部門にも及ぶ作品を手掛けるデヴィッド・O・ラッセル監督が、満を持して贈る7年ぶりの新作映画『アムステルダム』。
この度、本作の日本版声優が一挙解禁。親友3人組のクリスチャン・ベール演じるバート役に高橋広樹、マーゴット・ロビー演じるヴァレリー役に三石琴乃、ジョン・デヴィッド・ワシントン演じるハロルド役に田村真が決定。さらに、ロバート・デ・ニーロ演じるギル役に佐々木勝彦、ラミ・マレック演じるトム役に三上哲らも加わり、超豪華なキャスト陣にふさわしい日本版声優が集結した。
本作の日本版声優には、アニメーション作品やハリウッド大作、舞台に映画やドラマなどで活躍するベテラン声優陣が集結。演技力はもちろんのこと、オリジナルキャストのイメージを踏襲したぴったりの声質で、吹替ファンを唸らせること間違いなしの上質な吹替版。
楽観主義な医師のバートの吹替を務めるのは、これまで『テニスの王子様』の菊丸英二役、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』の城之内克也役などアニメ作品で活躍するほか、数々の映画や韓国ドラマなどの吹替で活躍する高橋広樹。高橋は「クリスチャン・ベールの役作りの繊細さに酔いしれ、バートというキャラクターの楽観主義でありながら芯の強さを持つ人物像に触れ、吹替収録自体非常に楽しくやらせていただきました。豪華キャストの名演が目白押しの今作をぜひ楽しんで頂ければと思います。“ほぼ実話”という巨大な陰謀とは如何なるものでしょうね」と、本作への期待が高まるコメント。
負けん気が強い女性ヴァレリー役の吹替を、『美少女戦士セーラームーン』の主人公 月野うさぎ(セーラームーン)や『新世紀エヴァンゲリオン』の葛城ミサト、海外ドラマ『グレイズ・アナトミー』の主役メレディス役を長年務める三石琴乃が担当。“生きる意味”を込めた作品を生み出すアーティストとして活動するヴァレリーを演じた三石は「登場から勇敢で情熱的でピュア!そして美しいヴァレリー!魂を覗き込んでくる神々しいその瞳に一瞬で心奪われました。戦争により価値観も何もかも混沌とした時代でも、自分の“愛するもの”を求め力強く生きる彼女の言葉に胸を打たれました。大人になると忘れてしまう命の輝き、友情、青春、愛するものが本作には詰まっています」と本作の魅力を力説。
そして、しっかり者の弁護士ハロルドの吹替を務めるのはマーベル・スタジオ作品『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマン演じるブラックパンサーの吹替や、『TENET テネット』などでもジョン・デヴィッド・ワシントンの吹替を務めている田村真。田村は「“言葉、言葉、言葉”。 これがこの映画を観終わった後の最初の感想です。登場人物達がまあよく喋ります。会話の応酬の中から重要な情報を見逃すまいと必死に台本の台詞を追いました。(なので吹き替え版お勧めです!)今作で吹き替えたジョン演じるハロルドは、揺るぎない信念で真実を追い求め、真っ直ぐに未来へと進みます。決して後退はしないのです。」と、自身の演じるキャラクターの魅力を明かした。
そして、固い絆を結んだバート、ヴァレリー、ハロルドの3人組を取り巻くキャラクターたちも豪華声優陣が脇を固める。ハリウッドの大ベテランであるロバート・デ・ニーロ演じる元軍人のギルは、退役軍人に大きな影響力を持つ、軍のカリスマ的存在。殺人の濡れ義務 を着せられた親友3人組はギルのもとに助けを求めにくるが、果たして味方なのか、敵なのか、3人の運命を握る重要なキャラクター。
そんなギルの吹替を務めるのは、声優のみならず俳優としても活躍し、これまで『大いなる遺産』や『容疑者』など何度もロバート・ デ・ニーロの吹替を担当している佐々木勝彦。佐々木は「私が吹き替えの仕事を始めたのが40代の頃でした。ロバート・デ・ニーロは、これまで何作品か担当させていただきましたが、今作も貫禄たっぷりのお芝居で演じていて楽しい収録でした。私の一歳年長でもあり、当時は『凄い役者が出て来たものだ』と思っていましたし、私自身も生涯役者として頑張りたいと思わせてくれる存在です」と、名優デ・ ニーロに抱く想いを告白した。
また、法律の力で弱者を助ける弁護士のハロルドに“検死依頼人”を紹介した資産家のトムの吹替を務めるのは、マーベル・スタジオ作品の最強魔術師ドクター・ストレンジなどの吹替を担当する三上哲。「本作は1930年代の実話をベ ースとした、重厚でありながらも、ハラハラするエンターテインメント性溢れるクライム・ストーリーです。3人の友情を中心に物語が進み、 そこにトムがどう絡んでくるのか‥‥?役者も声優陣も豪華で、そこに参加させていただきとても光栄に思っています!」と、喜びを語った。
その他にも、アニャ・テイラー=ジョイ演じるリビー役に豊崎愛生、ゾーイ・サルダナ演じるイルマ役に木村涼香、アンドレア・ライズボロー演じるベアトリス役に加藤美佐、クリス・ロック演じるミルトン役に細川祥央、マイケル・シャノン演じるヘンリー役に谷昌樹、マイク・マイヤーズ演じるポール役に多田野曜平、マティアス・スーナールツ演じるゲトワイラー刑事役に斉藤次郎、アレッサンドロ・ニヴォラ演じるヒルツ刑事役に赤坂柾之、テイラー・スウィフト演じるリズ役に岸本望と、名だたる声優陣が決定。
映画『アムステルダム』は、10月28日(金)より全国公開。
本作の舞台は1930年代。オランダのアムステルダムで出会った3人の親友はある殺人事件の濡れ衣を着せられ容疑者に。〈何があっても守り合う〉と誓っていた3人は事件に巻き込まれていく中で、やがて世界の歴史上、最も衝撃的な陰謀の中心にいる事に気が付いてしまう‥‥。
監督・脚本:デヴィッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ
日本版声優:高橋広樹、三石琴乃、田村真、佐々木勝彦、三上哲、豊崎愛生、木村涼香、加藤美佐、細川祥央、谷昌樹、多田野曜平、斉藤次郎、赤坂柾之、岸本望
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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2022年10月28日(金) 全国公開