「響け!ユーフォニアム」で知られる武田綾乃の同名小説を、南沙良主演で実写化する、映画『愛されなくても別に』。この度、本作の予告映像、キービジュアルが公開された。

原作は2021年に第42回吉川英治文学新人賞を受賞した武田綾乃の同名小説。テレビアニメ化などで大ヒットした「響け!ユーフォニアム」シリーズ作者による、新時代の青春ストーリーが、新鋭監督・井樫彩の手で実写映画化される。
父を早くに亡くし、浪費家の母親から経済的虐待をうけている主人公の宮田陽彩を演じるのは、南沙良。親から売春を斡旋される陽彩の同級生・江永雅を馬場ふみかが演じる。

この度発表された新たなキャストは、陽彩&雅と同じ大学に通い、過干渉な親に育てられ精神的虐待をうけていた木村水宝石役に、本田望結。陽彩と雅のアルバイト先の同僚・堀口順平に、基俊介(IMP.)。さらに、雅の父親が殺してしまった被害者の遺族・大山幸太郎役に伊島空。水宝石の母親・木村美佐子に、池津祥子。陽彩の母親・宮田愛役に河井青葉。

また、主題歌は、人気バンド hockrockbが本作のために書き下ろした楽曲「プレゼント交換」に決まったことがあわせて発表された。
▼hockrockb コメント
見かけも性格も違うけど心の根っこが似ている者同士が2人だけの共通言語のようなものを使って支え合っていく様子、映像の瑞々しさ、同時に漂うほのかな寂しさを織り込んだ楽曲です。大切な人を思い出す、やさしい時間になるといいなあと願っています。
映画『愛されなくても別に』は、2025年7月4日(金)より全国ロードショー。

宮田陽彩は“クソ”のような大学生活を送っていた。大学に通い、それ以外のほとんどの時間を浪費家の母に変わっての家事とコンビニでのアルバイトに費やし、学費と家計を稼ぐ日々。遊ぶ時間も、金もない。親にも、友人にも、何かに期待して生きてきたことがない。そんなある日、同級生・江永雅のひょんな噂を耳にする。「江永さんのお父さんって殺人犯なんだって」。他の誰かと普通の関係を築けないと思っていたふたり。この出会いが人生を変えていく。
監督:井樫彩
原作:武田綾乃「愛されなくても別に」(講談社文庫)
出演:南沙良、馬場ふみか、本田望結、基俊介(IMP.)、伊島空、池津祥子、河井青葉
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
© 武田綾乃/講談社
© 2025 映画「愛されなくても別に」製作委員会
2025年7月4日(金) 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
公式サイト aisare-betsuni