長編映画デビュー作『赤い雪 Red Snow』が第14回 JAJFF(Los Angeles Japan Film Festival) 最優秀作品賞を受賞するなど、国内外問わず高く評価されている甲斐さやか監督の最新作、日仏合作映画『徒花 -ADABANA-』が公開される。
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本作は甲斐監督が20年以上をかけ構想し脚本を書き上げ、満を持して映画化されるオリジナル作品。タイトルの『徒花』(あだばな)とは、咲いても実を結ばずに散る花“無駄な花”を意味する。
国家により、ある“最新技術”を用いて延命治療が推進された、そう遠くない現代。一定の階級より上の人間たちが病に侵された時、全く同じ見た目の自分である“それ”が提供されたら?そして、病の身代わりになってくれたら?本作は、甲斐監督が描く命の問題作。
主演は『ワンダフルライフ』でスクリーンデビュー以来、日本映画に欠かせない俳優・井浦新。井浦はプロットが出来上がる前から本作の出演を熱望。「甲斐さやか監督からこの映画の構想を初めて伺った時、身震いしたことを覚えています。」とコメントを寄せる。
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また、井浦新と同じく、本作の世界に惚れ込んで参加を即決したのが、『ノルウェイの森』でスクリーンデビューを果たし、2021年には『あの子は貴族』で第35回高崎映画祭 最優秀助演女優賞を受賞した水原希子。さらに、三浦透子、斉藤由貴、永瀬正敏ら実力派俳優陣が集結した。
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編集を担当するのは、『落下の解剖学』で第96回アカデミー賞編集賞にノミネートされたロラン・セネシャルと『ドライブ・マイ・カー』で編集を担当した山崎梓。
また今回、永瀬正敏が撮影したキャラクタービジュアルも公開された。