映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』より、ジェームズ・マンゴールド監督が、本作の製作秘話を明かすインタビュー映像が公開された。
本作は、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『フォードvsフェラーリ』などのジェームズ・マンゴールドが、主演にティモシー・シャラメを迎えて世界に送り出す最新作。60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれていく。
日本時間1月23日に発表されたアカデミー賞ノミネートでは、ジェームズ・マンゴールド監督が作品賞と監督賞にノミネートされたほか、ティモシー・シャラメが主演男優賞、エドワード・ノートンが助演男優賞、モニカ・バルバロが助演女優賞にノミネートされ、脚色賞、音響賞、衣裳デザイン賞も含めた計8部門にノミネートされている。
この度公開されたのは、マンゴールド監督が、自身の言葉で本作の製作秘話をたっぷり語るインタビュー映像。本作製作以前に抱いていたボブ・ディランへの印象からはじまり、作品を手掛けることになったきっかけや、この映画で描くべき物語の軸についてを自ら解説。何より、マンゴールド監督はディラン本人とも映画製作について話し合いを経た上で本作製作に挑んだという貴重なエピソードを披露しており、「(ディラン本人に)何度も会いましたし彼は脚本も読みました。正確に描けるよう、積極的にアドバイスしてくれました。」と、ディラン自身がどのように本作と向き合っていたのか、その一部も明かされている。
映像の最後には「日本のディランファンにとってはワクワクする内容でしょう。ディランの作品を知らない人にとっても入門としてお薦めします。ティモシー・シャラメの演技も最高なのでファンなら観るべきです。彼の最高傑作の一つですから!」と自信たっぷりに日本公開に向けたメッセージを贈っている。
映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は、2025年2月28日(金)より 全国公開。
60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の1人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2025 Searchlight Pictures.
2025年2月28日(金) 全国公開