Mar 23, 2017 interview

『キングコング:髑髏島の巨神』サミュエル・L・ジャクソン インタビュー「『スターウォーズ』のメイス・ウィンドゥだったらコングの足をライトセイバーで斬るね(笑)」

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「マザーファッカー」のセリフは何テイクも撮影した

──あなたのファンとしては、「マザーファッカー」というセリフが、とてもうれしかったです。

ジャクソン やっぱり、みんな楽しみなセリフだろうということで、溜めに溜めて言ったんだ。撮影では、けっこうなテイク数を重ねて、いろんな言い方をしたよ。

──本作の監督は、若き気鋭のジョーダン・ボート=ロバーツです。

ジャクソン こういう作品って、スタッフやキャストのほうがベテランで、監督がいちばん経験が浅かったりするんだよ。

──たしかに新人監督が起用されることがありますね。

ジャクソン ただ、彼にはビジョンがあって、それを実現させるために、ベテランをうまく配置していた。キャストもベテランだから、モンスター的な要素と拮抗するような芝居が見せられた。ベテランのスタッフとキャストがうまく作用していないと、監督のビジョンも描けていなかったと思う。

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──ロバーツ監督は日本のアニメやゲームに詳しくて、それらへのオマージュを作品に盛り込んでいることも日本では話題になっています。

ジャクソン そういう話は出なかったな。撮影中にそういう話をするヒマもなかったんだ。

──撮影現場にはコングなどの巨大生物は存在しないので、想像しながら演技しないといけなかったんですよね。

ジャクソン なにもないところで演じるのは、そんなに大変ではなかった。もともろ、いろんな本、コミック、グラフィックノベルを読むから、想像力は豊かなほうだから。それに、子供のころはひとりっこだったから、ひとりで想像しながら遊んでたからね。できあがった映像は、そういう自分の想像よりもスケールが大きなものになっていたよ。

──コング以外にもいろんなモンスターが登場しますが、ジャクソンさんのお気に入りは?

ジャクソン 鳥というかラプターというか、飛行する生物だね。

──あの生物の登場シーンはインパクトがありました。

ジャクソン 僕も映画を見るまで知らなかったからビックリしたよ。

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