Jun 03, 2018

インタビュー

カンヌで21年ぶりの戴冠! リリー&サクラ“夫婦”が語る、是枝監督の即興的演出とは?

 

名匠・是枝裕和監督の最新作は『万引き家族』というインパクトあるタイトル。高層マンションが立ち並ぶ都心の真ん中に取り残された小さな平屋に住み、食料品や日用品を万引きしながら暮らす家族の物語だ。先日開催された第71回カンヌ国際映画祭で、最高賞であるパルムドールに輝いた本作で、夫婦である柴田治・信代役として共演を果たしたのが、様々な映画に引っ張りだこのリリー・フランキーと、実力派として名高い安藤サクラ。ガッツリと共演するのは初めてながら、素晴らしいケミストリーをスクリーンに焼き付けた二人が撮影中のことを振り返る。

 

プロットのみで撮影が開始、安藤不在のアフレコは「恥ずかしかった(笑)」(リリー)

 

──最初に脚本を読んだ時の印象を教えてください。

リリー 去年の夏、最初に全員で海に行くシーンを撮ったんですけど、この時点では脚本が完成していなかったんですよ。プロットはあったけれど誰も脚本を読んでないうちに撮影が始まっていて。

安藤 そうですね。この時点では細かい部分はわからなかったですよね。私も子どもを産んで初めての作品だったので、外の世界に全然接していないまま、撮影に入ることになって。だから舞台になる予定の地域をドライブして、こういう地域なのねと頭に入れて。ただの気休めかもしれないですけど、一応、何かやっておきたかったんです。産後初の役が信代で良かったなと思いました。このタイミングでこういう役が演じられるのは面白いですよね。

リリー でもこの海での撮影を1日した後、また3カ月以上空いて撮影が再開したんですよ。そういえばこの間、このシーンのアフレコをしたんだけど、会わなかったよね。この撮影の時、マイクを付けてたのはサクラさんだけだったから、サクラさん以外の俺ら全員、海でキャーキャーするアフレコしてすごい恥ずかしかった(笑)。

安藤 良かった~(笑)。

リリー 「わー!」「透けてる透けてる~!」みたいな。アフレコした後、気恥ずかしくて(笑)。しかも外で撮ることになったので、監督事務所のベランダで撮ったんだけど、近所に(アフレコの声が)聞こえるよって(笑)。

 

 

日サロに置かれた“おでんくん”のイラスト、高校時代の安藤の意外な憧れ

 

──海のシーンは脚本もなく、ただはしゃいでくださいという演出だったんですか?

リリー 一応、セリフはありましたけど、他の細かいところは何も知らなかったんです。でも、どういう家族でどう展開していくかということはわかっていたので、いろいろ考えていましたね。この海のシーンは急に撮ることになったので、俺の日焼けはボディメイクなんです。そして、この後から日サロに通って。日サロでスタッフの方に「リリーさん、サイン書いてください」って言われて、すごい日焼けをしている芸能人たちのサインの横に“おでんくん”のイラストが置いてあるんです。これから先、「リリーって意外と日サロとか行くんだ」って思われるのが恥ずかしい(笑)。

 

 

安藤 LiLiCoさんの隣にリリーさんみたいな。

リリー そうそう(笑)。日焼けする時のオイルのボトルが置いてあるんだけど、らりるれろで並べられてるから本当にLiLiCoさんの隣だったよ。もう日サロには行ってないですけど、シャツ焼けっていうリスキーな焼け方をして、今でも跡が残ってます。

安藤 私が高校生の時にすごく憧れていた日焼けサロンに行ってたんですよね。

リリー 高校生の頃、この人、意外とガングロにしてたらしいですよ。

──え、意外です(笑)!

安藤 ガングロギャルだったわけではないんですけど、当時、日焼けサロンに行くのが流行ってたんですよ。

 

 

リリー (日焼けから)一番遠いところにいるよね。

安藤 「今年は黒い系の女子高生になりたい♪」みたいな感じで、日焼けしていた時期がありました。その憧れの日サロには、中が見たくて受付まで行ったことがあります。

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