Apr 01, 2019 interview

松村沙友理インタビュー:浜辺美波を乃木坂46にスカウトしたい!?「賭ケグルイ」撮影秘話を明かす

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“ギャンブルの強さ”で生徒の階級が決まる名門校を舞台にした人気コミック「賭ケグルイ」。その実写化ドラマの続編「賭ケグルイ season 2」が現在放送されている。5月3日(金・祝)公開の映画版を前に、「season 2」では主人公・蛇喰夢子(浜辺美波)vs 夢見弖ユメミ(松村沙友理)の大勝負が開幕。二面性を持つアイドル・夢見弖ユメミを振り切った演技で熱演した現役アイドル・松村沙友理(乃木坂46)に、じっくりと話を聞いた。

 

強烈だけど“人間らしい”ユメミ、マネージャーとの関係は乃木坂46に似てる?

 

──ドラマ「賭ケグルイ season 2」に出演が決まった時の心境を教えてください。

人気作なのでプレッシャーを感じていました。でも、しっかりと世界観が作り込まれている作品に出演させていただくのは、すごく楽しみでした。すでにTVアニメは観ていたのですが、オファーをいただいてから、私が演じるユメミが出てくる回を改めて見返しました。

──ユメミはかなり強烈な役どころですよね。

そうなんです(笑)。極端な二面性を持っていますよね。でも、ただ単に悪口を言っているわけではなく、人間として芯がしっかりしていて、夢を叶えたいという強い想い、決意があるからこそ、息抜きとしてそういった言葉が出てしまうような人間らしい子だと思ったんです。実は、映画『あさひなぐ』(17年)でご一緒させていただいた英(勉)監督が、ユメミを見て私を思い出して声を掛けてくださったようなので、ご縁が繋がったことを実感してすごく嬉しかったですね。

 

 

──ユメミも松村さんもアイドルですが、どんなことを意識して演じられましたか?

英監督に、「いつものアイドルっぽいことを何倍にもして演じてみよう」とアドバイスをいただいたので、ONの時はアイドル全開で演じました。でも、OFFの姿は“キモデブ”などの悪口を怒りながら言うんです。これらの言葉にあまりにも言い慣れていないので本当に大変でした。でもユメミはその言葉を普通に発しているキャラクターなので、少しでもナチュラルに言えるように頑張りました。

 

 

──ユメミのどんなところが好きでしたか?

マネージャーの沙織(染野有来)との関係性ですね。本当にお互いを思い合っているし、ユメミの“アカデミー賞を獲る”という夢を、二人で一緒に見ているんです。その夢の背負い方や、お互いの責任感の強さには、カッコよさを感じました。乃木坂46はグループなので、自分の夢もありますがグループとしての夢もあるので、自分だけでなく周りの人の夢も背負いながら頑張らなくちゃいけないんです。その点では、沙織とユメミの関係と似ているのかなと思いました。

 

 

──ユメミと沙織は夢のために頑張っていますが、松村さんが頑張れる源はどんなところにありますか?

私はアニメが大好きなので、アニメを観ると元気をもらえます。週1回の放送なので「早く来週になって!」という気持ちで1週間を過ごしています。1月期アニメでハマっているのは『約束のネバーランド』。毎週、ワクワクドキドキしながら観ています。