May 14, 2020 interview

池ノ辺直子と伊藤さとりが見た、映画と映画界の今 (3) / 新作映画 『15年後のラブソング』『カセットテープ・ダイアリーズ』

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舞台挨拶の司会をはじめ、映画コメンテーターや、映画レビュー執筆でも大活躍の伊藤さとりさん。新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の余波は、映画と共に生きる伊藤さんの仕事にも大きな影響を及ぼしたといいます。映画大好きな業界の人たちと語り合う『映画は愛よ!』の池ノ辺直子も、代表を務める予告編制作会社バカ・ザ・バッカの運営を進める上で10年先を見越した決断を下したそうです。『映画は愛よ!』の特別編として、現状の問題も含め、今だからこそ話したいことを二人が語り合う特別企画。第3回は映画と音楽を中心に、新作から懐かしい映画の中に流れてきたあの曲まで、記憶の糸をたどりながら話題が尽きません。

歌と映像で魅せる『ノッティングヒルの恋人』

池ノ辺 さとりさんが推薦する、おすすめの配信で見られる映画ってありますか?

伊藤 『ノッティングヒルの恋人』(1999年)。あれは池ノ辺さんが予告編を作ったんでしたっけ?

池ノ辺 そう。あれは主題歌がエルヴィス・コステロの『She』でしたね。

伊藤 『She』を、当時、どれだけリピートしたか(笑)。『ノッティングヒルの恋人』のサントラ、持ってますよ。やっぱりね、歌と映像って大事じゃないですか。それが『She』が流れることでロマンチックにはまるんですよね。

池ノ辺 あれはすごく泣けるし、ドキドキするのよ。

伊藤 話は『ローマの休日』(1954年)なんですけれどイイ!(笑)。

池ノ辺 そう(笑)。オリジナルトレーラーは、どちらかと言うとガチャガチャしてたけど、日本はやっぱり、この『She』で売りたいよって宣伝プロデューサーが言ってきてね、曲を上手く使えるようなやり方で売っていこうと。絶対この音楽は売れるからって!

伊藤 そう、イギリスの製作会社「ワーキング・タイトル・フィルムズ」が作る映画って良いですよね。イギリスってやっぱり音楽カルチャーだから。音楽と映画の相性がとてもいいと言うか、そこを上手くちゃんと作れるわけですよね。『ノッティングヒルの恋人』よかったなー。ヒュー・グラントが、あの映画では本当にねかっこいいというか素敵なんですよね。

池ノ辺 優しくてね。

伊藤 そう。私、『ノッティングヒルの恋人』に出てくるコーヒーショップに行きたかったの!でも、イギリスまで行ったのに見つけられなかった(笑)

池ノ辺 なくなっちゃったの?

伊藤 そうじゃなくて、私がちゃんと探せてなかっただけで(笑)。

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