Feb 08, 2020 interview

映画パーソナリティー 伊藤さとりが語る、つきたい仕事につくためには?

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映画の仕事につくためには?

ちょうど、昔、住んでいた鶴見の街頭でケーブルテレビの勧誘をやっていたんですよ。そこにいた人に「映画のコーナーが持ちたいので番組を作ってる人に会いたいんです」って言ったら会わせてくれて。それでケーブルテレビ会社の人が面白がってくれて映画のコーナーを持たせてあげるって言ってくれたんです。「ただし、うちの番組は食べ物番組でレポーターを募集しているところだから、君はレポーターも番組のアシスタントもやんなきゃだめだよ」って言われて。「えーっ!」て思いながら、映画コーナーを自分で作らせてもらえるんだったらって始めたんですよ。

―― 自分がやりたい仕事をやるために、いろんなことをやっていたのね。

ケーブルテレビは予算もないから全部自分でやらなきゃいけなくて、映画コーナーも、自分でナレーション原稿を作って、コメントもやって。編集も自分で全部やっていたんです。おかげで映画会社から番組に試写会プレゼントをもらえるようになりました。

――そこから他のところでも映画の仕事が来るようになったんですね?

お世話になっていたブエナ・ビスタ・ジャパン(現ウォルト・ディズニー・ジャパン)の方から、「仕事しない?」って言われたんですよ。それが『T-REX』っていうウーピー・ゴールドバーグ主演の恐竜さんの着ぐるみの銀座街頭イベントで。それをやってから口コミで広がったんです。

――その頃は、まだ試写会で舞台挨拶なんてやってなかったものね。

洋画はありましたけど、邦画の試写会で舞台挨拶はまだそんなになかった時代ですね。初日舞台挨拶なんかは増え始めていて。襟川クロさんがそういう仕事を一手に受けてらっしゃいましたね。

――そうやって映画の仕事が増えていったわけね?

自分で番組を作ったり、映画会社からの司会の仕事をもらったりして喋っていると、今度はテレビ局の人や雑誌社の人が「番組でちょっと喋ってもらえませんか?」とか「うちでちょっと連載を持たない?」とか言われるようになって、ラジオをやったりもしているうちに、舞台挨拶がイベント化してきたんです。

――毎朝、前の日の試写会の舞台挨拶がテレビでも流れるようになりましたよね。