Jul 16, 2022 interview

尾野真千子インタビュー 家族全員に孝行が出来た『ミニオンズ フィーバー』

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『SING/シング』『ペット』を始め、数々の人気シリーズを生み出すイルミネーションが誇る不動の人気者ミニオン。2010年に『怪盗グルーの月泥棒』が公開され、大悪党グルーと彼をボスとして崇める黄色くてハチャメチャなミニオンたちが繰り広げる抱腹絶倒の家族愛と友情の物語はたちまち話題となり大ヒットを記録。

『怪盗グルー』シリーズ、『ミニオンズ』と5作品が製作された人気シリーズの最新作『ミニオンズ フィーバー』が7月15日遂に日本公開。物語はグルーがまだ子どもだった頃の1970年代が舞台。ミニオンがどうやってグルーの手下になったのかを、カンフーアクションも織り交ぜつつ、ご機嫌なサウンドで綴るファミリー・ムービーになっています。今回は、本作に登場する大悪党ベル・ボトムの声を担当した尾野真千子さんにお話を伺います。

尾野真千子インタビュー 家族全員に孝行が出来た『ミニオンズ フィーバー』
尾野真千子インタビュー 家族全員に孝行が出来た『ミニオンズ フィーバー』

―― 出来上がった『ミニオンズ フィーバー』を観てどんな印象を持たれましたか。

もちろん物語は面白いんですが、いち視聴者になってしまいました。「ここに私が居る!参加している!」と言う感じで、この作品に自分が出ていることに感動して、すごく嬉しかったです。気持ちはミーハーです(笑)。

―― ミニオンは世代関係なく、皆に愛されているキャラクターですからその世界に参加するということは、確かに嬉しいことですね。

本当に嬉しくて、家族全員に孝行が出来た気がしました。映画やドラマで“親孝行が出来たらいいな”と思っていましたが、家族全員が楽しむことが出来る作品は案外難しいんです。でも今回の作品は家族全員で「ワ~!」となれる作品なのでやっと孝行出来た感じです。

尾野真千子インタビュー 家族全員に孝行が出来た『ミニオンズ フィーバー』

―― 以前から『怪盗グルー』シリーズや『ミニオンズ』は観られていたのですか。

全作観ています(笑)。幼い三姉妹が登場する『怪盗グルーの月泥棒 3Ⅾ』(公開:2010年)は凄くいい話ですよね。グルーが大悪党なのに凄く心の優しい人で、言う言葉はキツイんだけどイイ人!そういうツンデレ感にやられてしまいます。本当に全作品好きです。

―― 尾野さんはミニオンのキャラの中で誰推しですか。

ボブ!ボブが一番好きなキャラクターです。ボブを見ると気分が上がってしまうんです(笑)。

尾野真千子インタビュー 家族全員に孝行が出来た『ミニオンズ フィーバー』

―― グルーの声を担当されている笑福亭鶴瓶さんとはそこまでお仕事で一緒になったことがないとお聞きしましたが、とても仲がいいですね。

そうなんです、全て鶴瓶さんのお・か・げ、です。鶴瓶さんは心が広い方なので、私は甘えているだけです(笑)。鶴瓶さんと最初にお会いしたのはNHK「鶴瓶の家族に乾杯」という番組になります。ちょうど朝の連続テレビ小説「カーネーション」(OA:2011年10月~2022年3月)終わりで、私は鶴瓶さんの息子、駿河太郎さんと夫婦役だったんです。

だから余計にだと思うんですが、鶴瓶さんからは『ミニオンズ フィーバー』でお会いした時、「今回はありがとう」という挨拶から始まりました。キャンペーンやインタビューで鶴瓶さんに失礼なことを言っても、楽しく返して下さって、鶴瓶さんにはずっと助けて頂いていました。

―― どこの現場でお会いしても尾野さんは、年齢関係なく皆さんから愛されていると感じていました。

私はね、こういう性格ですから「大目にみて下さい」と思っています(笑)。

―― 人付き合いで気にしていることはありますか。

“大御所の方でも皆同じ”と思うようにしています。役柄に入ると大御所とか関係ないですよね。自分の中に1つでも壁があると芝居が変わってくるような気がして、だからこそなるべく“皆同じ人間、子どももお年寄りも皆同じ、キャリアとかも関係ない、芝居の中では皆同じ”と思って自分に言い聞かせています。出来ない部分もありますが、なるべくそう言い聞かせて演じています。意外と若い方に対して年齢差を埋めようとして敬語を使ったりしちゃいますね。年上の方に対してのほうがタメ口かも(笑)。

尾野真千子インタビュー 家族全員に孝行が出来た『ミニオンズ フィーバー』