Jan 01, 2018 column

2017年は興収ベスト3を『美女と野獣』などの洋画が独占!そして、2018年は強力シリーズの最新作が激突する!!

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『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018年7月13日公開)© Universal Pictures

『美女と野獣』が興収1位となり、『ラ・ラ・ランド』などが予想以上にヒットするなど、ロマンチックな作品に人気が集まった2017年。しかし迎えた2018年は、特大スケールのアクション大作が年間トップを狙うことになりそうだ。さらにバラエティに富むマーベル映画や、人気シリーズの新作などが公開ラッシュ。相乗効果でメガヒット作が量産される可能性もある。アカデミー賞に絡む秀作も続々公開。2018年は、さらに洋画の勢いが加速するのだろうか?

 

興収ランキング上位3作を洋画が独占!アメコミ大作から想定外のヒット作まで、2017年の洋画を振り返る

 

『美女と野獣』(ブルーレイ+DVD発売中)© 2017 Disney

 

まだ年間興行収入の最終的な確定値は出ていないが(12月24日時点)、2017年、日本で最大のヒットを記録したのは『美女と野獣』だった。興収トータルは124億円。オリジナルのアニメーション作品の人気と、ディズニーのブランド力でメガヒットは期待されたものの、ここまでの成功は予想以上と言えそう。2位と3位には各73億円で『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』と『怪盗グルーのミニオン大脱走』が並び、国内の年間興収のベスト3を洋画が独占した。『君の名は。』のような邦画の大ヒット作がなかったとはいえ、洋画のパワーが実感できた年になった。

 

『ラ・ラ・ランド』(ブルーレイ&DVD発売中) ©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 

意外なヒット作も生まれた。『ラ・ラ・ランド』である。公開のタイミングが、アカデミー賞での世紀の“発表ミス”と重なり、大きな話題を呼んだが、『美女と野獣』といい、日本ではミュージカル映画の需要が大きいことを証明した。名曲をフィーチャーしたアニメの『SING/シング』が大ヒットにつながったのも、同じ流れを感じてしまう。

 

『スパイダーマン:ホームカミング』(ブルーレイ&DVDセット発売中)© 2017 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved. | MARVEL and all related character names: c & TM 2017 MARVEL.

 

その他に2017年に目立ったのは、アメコミ系の作品である。『スパイダーマン:ホームカミング』がマーベル・シネマティック・ユニバースに加入し、相変わらずマーベル作品の勢いは強いが、DCコミックのヒーロー映画も『ワンダーウーマン』が高い評価を受け、『アベンジャーズ』と比較したくなる『ジャスティス・リーグ』も公開された。このアメコミ2強ブランドの作品は、今後もさらに熾烈なヒット争いを繰り広げることだろう。

もうひとつ想定外のヒットとなったのは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』。クチコミや映画サイトの一般評価にも後押しされ、普段は映画館に足を運ばない10~20代を多く集客。ホラー映画として異例ともいえる注目作となった。『ダンケルク』もシリアスな戦争映画としては想定外のヒット。また映画ファンにとって待望だった『ブレードランナー』の続編『ブレードランナー 2049』は、その仕上がりについて大きな反響があった。

 

『ブレードランナー 2049』(ブルーレイ&DVD 2018年3月2日発売) © 2017 Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

 

こうした洋画全体の近年にない活況は、年末の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』へと引き継がれ、新たな年はどんな動向になるのだろう。ディズニーのフォックス買収による影響が出るのはまだ数年先となりそうで、2018年もアメコミヒーロー系、人気シリーズの新作が洋画の中心となるのは間違いない。

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