Jan 05, 2023 column

2023年おすすめ映画 [国内編] 今年チェックすべき青春・恋愛・ヒーロー・音楽映画

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ミスタームーンライト 1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢
伝説は、日本に一体何を残したのか‥‥

ビートルズ。若い人たちには、もはや歴史上の人物かも知れない。
デビューから60年以上経った今なお、世界中の音楽ファンの心を掴んではなさない、伝説のバンド。1966年6月29日、そんな彼らが日本にやって来た。

3日間、計5回行われた日本武道館公演。これが開かれた事実、関わった人たちの証言、社会の反応、今のアーティストに与えた影響を、当時の映像とともに、日本における新たなザ・ビートルズ史を描くドキュメンタリー。これは記録として残しておくべき価値ある映像だ。

なかでも「目に焼き付けたビートルズの生のライブシーンを上書きしないように」と、その後のポール・マッカートニーの来日公演には行ってないといったインタビューなどが印象的だ。(編集部K13)

2023年1月27日公開

監督:東考育/語り:満島ひかり/出演:井口理、浦沢直樹、奥田民生、加山雄三、きたやまおさむ、黒柳徹子、康 芳夫、財津和夫、ジュリア・ベアード、高嶋引之、高橋克彦、野地秩嘉、尾藤イサオ、フリーダ・ケリー、星加ルミ子、堀 威夫、松本隆、ミッキー・カーチス、峯田和伸、湯川れい子、ほか
配給:KDDI/WOWOW 配給協力:ショウゲート ©「ミスタームーンライト」製作委員会


『カラオケ行こ!』
原作マンガの独特の世界観をどう描く!?

累計55万部を突破した人気の同名マンガを映画化。ヤクザの成田狂児が、組長主催のカラオケ大会で歌ヘタ王を回避すべく、中学3年生の合唱部部長・岡聡実に歌がうまくなるコツを教えてほしいとレッスンを頼むところからストーリーが始まる。

絶対に歌がうまくならなければならないヤクザの狂児役に、綾野剛。変声期に悩み狂児に振り回される聡実役には、オーディションを勝ち抜いた期待の新星・齋藤潤(15)が演じる。

住む世界が全く異なる2人の物語。友情あり、感動もありだが、原作者・和山やまのゆるく不思議な世界観が、映像でどう表現されるのか注目。(編集部KJA)

2023年 全国公開

監督:山下敦弘/原作:和山やま「カラオケ行こ!」(KADOKAWA)/脚本:野木亜紀子/出演:綾野剛、齋藤潤
配給:KADOKAWA