Mar 19, 2022 column

第7回:第27回クリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家協会賞)の人種、世代を超えたマルチタレントたち

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受賞作品一覧

【映画部門】

作品賞 『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
主演男優賞 ウィル・スミス『ドリームプラン』
主演女優賞 ジェシカ・チャステイン『タミー・フェイの瞳』
助演男優賞 トロイ・コッツァー『コーダ あいのうた』
助演女優賞 アリアナ・デボーズ『ウエスト・サイド・ストーリー』
若手俳優賞 ジュード・ヒル『ベルファスト』
アンサンブル演技賞 『ベルファスト』

監督賞 ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
脚本賞 ケネス・ブラナー『ベルファスト』
脚色賞 ジェーン・カンピオン『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
撮影賞 アリ・ウェグナー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』
プロダクション・デザイン賞 パトリス・ヴァーメット、ザウサナ・シッポス『DUNE/デューン 砂の惑星』
編集賞 サラ・ブロシャー、マイケル・カーン『ウエスト・サイド・ストーリー』
衣装デザイン賞 ジェニー・ビーヴァン『クルエラ』
ヘア・メーク賞 『タミー・フェイの瞳』
特殊映像賞 『DUNE/デューン 砂の惑星』

コメディ作品賞  『リコリス・ピザ』
アニメーション映画賞 『ミッチェル家とマシンの反乱』
外国語映画賞 『ドライブ・マイ・カー』
主題歌賞 『007/ノータイム・トゥ・ダイ』
作曲賞 ハンス・ジマー『DUNE/デューン 砂の惑星』

【最優秀テレビ部門】

ドラマ作品シリーズ 「メディア王~華麗なる一族~」
主演男優賞 イ・ジョンジェ「イカゲーム」
主演女優賞 メラニー・リンスキー「イエロージャケッツ」
助演男優賞 キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」
助演女優賞 サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」

コメディ・シリーズ 「テッドラッソ:破天荒コーチがゆく」
主演男優賞 ジェイソン・サダイキス「テッドラッソ:破天荒コーチがゆく」
主演女優賞  ジーン・スマート「Hacks(原題)」(日本未配信)
助演男優賞 ブレット・ゴールドスタイン「テッドラッソ:破天荒コーチがゆく」
助演女優賞 ハンナ・ワディンガム 「テッドラッソ:破天荒コーチがゆく」

リミテッド・シリーズ作品賞 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
TV用に作られたベストムービー 「OSLO / オスロ」
主演男優賞 マイケル・キートン「DOPESICK アメリカ蝕むオピオイド危機」
主演女優賞 ケイト・ウィンスレット 「メア・オブ・イーストタウン / ある殺人事件の真実」
助演男優賞 マーレイ・バートレット 「ホワイト・ロータス /  諸事情だらけのリゾートホテル」
助演女優賞 ジェニファー・クーリッジ 「ホワイト・ロータス / 諸事情だらけのリゾートホテル」

外国語ドラマ作品シリーズ賞 「イカゲーム」
アニメ作品シリーズ賞 『ホワット・イフ…?』 
ベストトークショー ジョニー・オリバーのトークショー「Last Week Tonight」(日本未配信)
ベストコメディ作品スペシャル 「Bo Burnham: Inside」(日本未配信)

※全ノミネーション作品を含むフルリストはこちら

作品情報
映画『ベルファスト』

ベルファストで生まれ育ったバディは家族と友達に囲まれ、映画や音楽を楽しみ、充実した毎日を過ごす9歳の少年。笑顔にあふれ、たくさんの愛に包まれる日常は彼にとって完璧な世界だった。しかし、1969年8月15日、バディの穏やかな世界は突然の暴動により悪夢へと変わってしまう。プロテスタントの武装集団が、街のカトリック住民への攻撃を始めたのだ。住民すべてが顔なじみで、まるで一つの家族のようだったベルファストは、この日を境に分断されていく。

製作・監督・脚本:ケネス・ブラナー

出演:カトリーナ・バルフ、ジュディ・デンチ、ジェイミー・ドーナン、キアラン・ハインズ、ジュード・ヒル

配給:パルコ、ユニバーサル映画

© 2021 Focus Features, LLC.

2022年3月25日(金) TOHOシネマズシャンテ、渋谷シネクイントほかにて全国公開

公式サイト belfast-movie.com

映画『リコリス・ピザ』

1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に、アラナとゲイリーの恋模様を描き出す。

監督・脚本・撮影:ポール・トーマス・アンダーソン

出演:アラナ・ハイム、クーパー・ホフマン、ショーン・ペン、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディ

配給:ビターズ・エンド、パルコ ユニバーサル映画

© 2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.

2022年 日本公開

宮国訪香子

L.A.在住映画ライター・プロデューサー
TVドキュメンタリー番組制作助手を経て渡米。 ニューヨーク大学大学院シネマ・スタディーズ修士課程卒業後、ロサンゼルスで映画エンタメTV番組制作、米独立系映画製作のコーディネーター、プロデューサー、日米宣伝チームのアドバイザー、現在は北米最大規模のアカデミー賞前哨戦、クリティクス・チョイス・アワードの米放送映画批評家協会会員。趣味は俳句とワインと山登り。