May 09, 2023 news

井浦新・田中麗奈主演 森達也による劇映画初監督作品 映画『福田村事件』

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『A』『A2』そして『i 新聞記者ドキュメント』など日常に潜むグレーゾーンに光を当ててきた森達也監督が自身初の劇映画を監督。井浦新、田中麗奈が主演する映画『福田村事件』が公開される。

映画の題材は、1923年9月1日に発生した関東大震災から5日後、千葉県福田村で起こった「福田村事件」。企画には荒井晴彦が携わり、脚本は荒井のほかに佐伯俊道、井上淳一を加えた3名で執筆。音楽は鈴木慶一が手掛ける。

主演を務めるのは、現在の日本映画界で圧倒的な存在感を放つ井浦新と、森監督が本作への出演を熱望し、過去に、荒井晴彦が脚本を担当した映画『幼な子われらに生まれ』(2017)では、第41回山路ふみ子女優賞、第42回報知映画賞ほか数々の助演女優賞を獲得した田中麗奈。

共演には、永山瑛太、東出昌大、コムアイ、向里祐香、カトウシンスケ、松浦祐也、木竜麻生、杉田雷麟、ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明といった、世代や活動フィールドを超えた多種多様な面々が名を連ねる。

映画『福田村事件』は、2023年9月1日(金)より全国公開。

作品情報
映画『福田村事件』

1923年。澤田智一は教師をしていた日本統治下の京城(現ソウル)を離れ、妻の静子と共に故郷の福田村に帰ってくる。澤田は、日本軍が朝鮮で犯した虐殺事件の目撃者であった。しかし、妻の静子にも、その事実を隠していた。その同じ頃、沼部新助が率いる行商団一行が、関東地方を目指して香川を出発するのだった。9月1日、関東地方を襲った大地震によって、多くの人々はなす術もなく、流言飛語が飛び交う中で、大混乱に陥る。そして運命の9月6日。行商団の15名は次なる行商の地に向かうために利根川の渡し場に向かう。沼部と渡し守の小さな口論に端を発した行き違いが、興奮した村民の集団心理に火をつけ、阿鼻叫喚のなかで、後に歴史に葬られる大虐殺を引き起こしてしまう。

監督:森達也

出演:井浦新、田中麗奈、永山瑛太、 東出昌大、コムアイ、木竜麻生、松浦祐也、向里祐香、杉田雷麟、カトウシンスケ、 ピエール瀧、水道橋博士、豊原功補、柄本明

配給:太秦

©「福田村事件」プロジェクト 2023

2023年9月1日(金) テアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開

公式サイト fukudamura1923.jp