人気KPOPグループ・EXOのチャンヨルが映画初主演を務めた、映画『ぼくの歌が聴こえたら』が、いよいよ6月10日(金)より全国公開される。この度、そのメイキング映像が公開となった。
本作は、主演のチャンヨルが2021年3月29日の兵役直前に韓国で公開され、初登場1位を獲得した話題作。
普段は明るくておしゃべりな性格のチャンヨルが、音楽の才能がありながらも、少年時代の心の傷により人前で歌えないミュージシャン・チフンを演じる。
そんな映画初主演のチャンヨルを支えるのは、『ワンステップ 君と僕のメロディ』(17)や『今、私たちの学校は…』(22)などで活躍するチョ・ダルファン。人生において成功することがいちばん大事だと信じ、チフンを引っ張り回す敏腕プロデューサーをコミカルに熱演。
監督は、2018年の平昌オリンピックの開幕式の演出を担当し、本作で映画初挑戦となるヤン・ジョンウン。
音楽だけが共通点の2人が、それぞれの人生を変えるために韓国内を旅をし、成長していく物語。“くすぶってる「今」から抜け出したい!”ともがく2人の姿を、切なく、爽やかに描くミュージックロードムービーだ。
彼ら2人の演技の他、韓国のご当地グルメも見どころのひとつとなっている本作。
この度、公開されたのは、歌謡祭の打ち上げで訪れたチキン屋さんでのメイキング映像だ。本編でチャンヨルがノリノリで歌い上げた映画のオリジナル曲「オジョチゴ」は「オ ヌル チョニョク チキン ゴー」の頭文字を取った新略語で、「夕方にチキンを食べようよ」と提案するときにSNSなどで使われる言葉。
そんな意味が込められた曲を披露した後のシーンであるため、チャンヨルたちも楽しそうに演技する様子がうかがえる。「空腹だからおいしそうに食べて」と演出の指示があったこともあり、チキンにがぶりつくが、なかなかカットがかからないので笑い始めてしまう。現場の仲の良さが伝わるメイキング映像となっている。
新人発掘の才能がありながら運に見放され、今では借金まみれとなってしまった音楽プロデューサーのミンスは、ある日駐車場の受付でギター片手に歌っていたチフンと出会う。その歌声に感動し、バックバンドを従えて堂々と歌う将来までも頭に浮かんだミンスは、躊躇するチフンを半ば強引にスカウトして10回のライブを契約させてしまう。天才的な才能がありながら少年時代のトラウマで人前では歌えないというチフンにミンスは冷蔵庫用の大きな段ボールを用意。勝ち気なミンスと内気なチフン、全く性格の違う2人の共通点は”音楽”だけ。果たしてライブツアーを成功させることができるのか‥‥?
監督・脚本:ヤン・ジョンウン
出演:チャンヨル、チョ・ダルファン
配給:アルバトロス・フィルム
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2022年6月10日(金) 全国公開
公式サイト bokuno-uta.com